「不条理」「反抗的人間」「ぜいたく」
———カミュ『シーシュポスの神話』の周辺 ——— ライフビジョン学会・7月の読書会は、『シーシュポスの神話』(1942)である。著者は、アルベール・カミュ(1913~1960)、当時は、...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
———カミュ『シーシュポスの神話』の周辺 ——— ライフビジョン学会・7月の読書会は、『シーシュポスの神話』(1942)である。著者は、アルベール・カミュ(1913~1960)、当時は、...
相変わらずコロナ禍対策とそれに伴う五輪開催への政府の迷走が続いている。菅政権は五輪開催にこだわるが故にコロナ対策とりわけワクチン接種の実施で、場当たり、泥縄対策に終始し、不安は解消するどこ...
いまは危機の時代か コロナウイルスで世界が大騒動している最中だから、誰でも、危機だと考えるだろう。昨年からの1年半に、世界の2億人近くが感染し、400万人近くが亡くなった。300日余で開...
コロナ禍によるオリンピック開催がかまびすしい。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会長の尾身茂氏は「このパンデミックの中で、開催する場合でも規模の最小化が必要」との見方を示していた。そう...
この原稿が公開される7月1日には、オリンピック開催の方向で進んでいることだろう。これは菅総理の大バクチである。それは、どういう意味か? オリンピックの具体的なうまみは利権に群がることだ...
東京都をはじめとして沖縄県を除き、ようやく緊急事態宣言が解除されたが、杓子定規にマニュアル通りの日程で解除するものだから、東京都の新規感染者数は解除を待たずに下げ止まりからリバウンドに転じ...
6月17日、代議士の山尾志桜里氏がこの任期いっぱいで政界を引退する旨の発表をした。気骨のある政治家として筆者も注目していた議員のひとりであり、ここでのリタイアは正直残念な気もする。憲法審査...
とある企業の株主総会に参加したときのことです。おそらく自社の管理職や営業マンではと思われる方々が議場のそこかしこに陣取り、議長が会社概況などを一通り説明した後の、「何かご質問はございません...
昨年来のコロナ禍による生活と社会の激変は、浅はかな人間どもの予測を超えて、さまざまな領域に及んでいる。筆者のテーマである地域生活ももちろん例外ではない。この100年、望んでも得られなかった...
6月11日に2回目のワクチンを接種した。 1回目はほとんど副反応が起きないが2回目は副反応が出ることが多いとの情報が多い。若い女性は高熱などの副反応が出ることが多いらしいが、高齢者なら...
歴史を逆流させないために 1989年に東西ドイツの間に立ちはだかったベルリンの壁が崩された。ドイツ人が自由に東西往来できるようになったのは、もちろん素晴らしい。さらに世界中の人々が感動を...
ハイビスカスは次々に花をつけるが、 一つの花は一日で萎んでしまう。 花が実在するのは、 いま、この時だけ。 <「実在する時間」ケント...