「 2025年06月 」一覧

嘘話が跋扈する

嘘話が跋扈する

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  この異常ともいえる情報過多の時代にあって、その真偽の見極めは、我々が生活者として身を守るためにも重要なスキルの一つであろう。最近は殊にオールドメディアの...

問題の黙殺、官僚的不作為の大罪

問題の黙殺、官僚的不作為の大罪

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ)  ――二つの労働組合との出会いがあった。それぞれに事情の違う立ち位置にあるが、いずれも、これからどのように取り組んで行くべきなのかについての示唆を求めて...

トランプはネタニヤフのパペット

トランプはネタニヤフのパペット

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  G7カナナキス・サミットで、きちんとイスラエルの無謀なガザ攻撃を批判しなかったツケが早々現実化してしまった。ダメなことはダメと明確にブレーキをかけておく...

「華麗なる空虚」ではダメだ

「華麗なる空虚」ではダメだ

NO.1620  サミット(G7先進国首脳会議)が終わった。首脳18人が雁首並べた記念写真を眺めながら、主催カナダがカーニー首相はじめ大奮闘したとは考えつつも、ついつい見出しのような気持ち...

我田引水

我田引水

筆者 小川秀人(おがわ ひでと)  衆議院法務委員会における「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」、いわゆる選択的夫婦別氏(姓)問題に関する質疑を配信動画でフル視聴した。三党の法案提出者は...

大衆自身がパレードである

大衆自身がパレードである

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  ハル・ステビンス著『コピーカプセル』に、「大衆はパレードを愛するだけでなく、大衆自身がパレードである」というコピーがある。  トランプが、それを知って...

やり過ぎじゃないの長嶋報道

やり過ぎじゃないの長嶋報道

筆者 高井潔司(たかい・きよし)  読売ジャイアンツの長嶋茂雄終身名誉監督が6月3日亡くなった。新聞、テレビは当日からニュース番組だけでなく、特集や連載を組んで、大々的に報道した。NHKは...

歴史観を堅実に

歴史観を堅実に

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  わが労働運動の冬の時代に、幾多の困難を乗り越え路を切り開き、その人生を全うした先駆者の中で、自伝を残しているのは、歴史上二人しかいないと思う。鈴木文治(...