大学ファンドはできたけれど
10兆円大学ファンドが打ち上げられたが、いまだ詳細不明だ。 日本は、明治近代化以来、産官学挙げて「追い付け追い越せ」論でやってきたが、それが成功したのは明治維新以来の30年と、敗戦後の...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
10兆円大学ファンドが打ち上げられたが、いまだ詳細不明だ。 日本は、明治近代化以来、産官学挙げて「追い付け追い越せ」論でやってきたが、それが成功したのは明治維新以来の30年と、敗戦後の...
米国合衆国憲法の修正第2条には、――規律ある民兵は、自由な国家の安全とって必要であるから、人民が武器を保蔵し、また携帯する権利は、これを侵してはならない。――とある。 制定されたのは1...
NO.1461 わたしが、与党たる自民党を好まない理由を煮詰めれば1点に集約される。国家主義の政党だからである。思想的ウイングが広い政党だから、国家主義者ではない議員もおられる。その人々...
動画を早送りで見るのが当節のはやりだそうな。わたしも、古典映画の気に入ったセリフを確認するために早送りで見たことはあるが、全部早送りで見てもつまらないだろう。 識者によれば、仲間の話題...
世界経済は、いままでの予測よりももっと悪化するのではないか。 たとえば、アメリカがさまざまな制裁を加えていたなかでも、多国籍企業の中国投資は堅実に進んでいたが、ここへきて新規投資が停滞...
わたしが機械設計の現場でもたもたやっていたのは1960年代である。 職場は電子機器大型構造物の開発設計で、個別受注生産、開発即納品の製品である。技術開発と製品開発、製品製造開発が重なっ...
日米豪印のクワッドなる会合は、よくわからない。 開かれたインド太平洋を唱えつつ、本丸は中国排除である。邦字紙は、アメリカがアジア太平洋へ戻ってきたから歓迎だというが、トラブルメーカーだ...
バイデン外交の派手さに拍手を送る向きも多かろう。ウクライナ戦争を背景に、世界が民主主義陣営に結集しつつあるという見方である。 一時期、マクロン氏が「もはや死んだ」とまで批判したNATO...
ゼレンスキー大統領が、国内テレビで、「紛争は外交を通じてしか解決できない」と語った。詳細な文脈がわからないが、その通りである。 バイデン氏はじめ西側の諸政治家は、この機とばかり、周辺の...
NO.1460 2期目も終わりに近い日本銀行の黒田総裁の任期は、2023年4月である。アベノミクスと調子を合わせてお祭りの馬鹿囃しよろしく、派手に登場したが、いまや土俵際で体勢が崩れて立...
ある小説で、フェミニストになった元彼女が、お付き合いを再開した相手に、「説明しなければわからないことは、説明してもわからないのだ」と話すという書評の引用を読んで考えた。 話せばわかると...
バイデン氏が、インド太平洋経済枠組み(IPEF)を引っ提げて外遊する。日米豪印(QUAD)、米英豪(AUKS)、米プラスASEAN9を包括的戦略パートナーシップへ引き上げるなど、まことに中...