「 論 考 」一覧

「・・への自由」自我の確立

「・・への自由」自我の確立

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ) スマホ社会の問題  前回、スマホ社会がはらむ問題を論じた。その問題とは、まず、資本主義が、スマホ利用を通じて収集した、私たちの公共財ともいうべき情報を...

周回遅れ

周回遅れ

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  SDGsバブルはとっくに弾けている。あまりにも表層的で響きの良い「持続可能な開発目標ブーム」に環境・社会・ガバナンス(ESG)投資が拍車をかけたものの、...

同じ轍

同じ轍

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  「多文化共生」を標榜して成功した国はない。美しく極限まで漂白されたスローガンだが、多分に理念先行で空想的だ。欧州連合(EU)の移民政策に対して、ポーラン...

レーニンという亡霊

レーニンという亡霊

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  手元に1932年発行のレーニン著『労働組合論(藤井米蔵訳)』がある。発行は改造社。それまでのレーニンの(1870~1924)複数の論文・演説・書簡から「...

スマホ社会が孕む問題

スマホ社会が孕む問題

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ) 「ながらスマホ」の恐怖  最近、私は膝を痛めて、急な動きができない。何かを避けようとして、急に動けば、さらに、膝を痛めてしまうからだ。だから、通勤途上...

落水狗の不寛容

落水狗の不寛容

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  「池に落ちた犬を叩く」。もともとはフェアプレイ精神を示す言葉であるが、魯迅が随筆「落水狗」で、「危険な性質を持つ犬は、水に落ちて溺れそうになっていても油...

愚者に抗う

愚者に抗う

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  週刊RO通信no.1671「管理社会が活力を奪う」に触発されたので一筆記しておきたいと思う。  「愚者」とは読んで字のごとく「愚かな人、ばかもの」を指...

名を正し、ビジョンを語れ

名を正し、ビジョンを語れ

筆者 新妻健治(にいづま けんじ) 恥ずかしく苦い思い出  労働組合の専従役員をしていたころ、恥ずかしくも、苦い思い出がある。私たちは、そのころ、話題となっていた職務を軸とした人事処遇制...

次代社会の構想に向けて

次代社会の構想に向けて

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ) 閉塞感漂う日本社会  日本社会に閉塞感が漂う。人びとの不安や不信が、行き場を求め、他者への不寛容や、民主主義を蔑ろにする反動的なポピュリズムに行き着き...