「 論 考 」一覧

抜け穴突く秘書の兼業届

抜け穴突く秘書の兼業届

筆者 司高志(つかさ・たかし)  日本維新の会の共同代表藤田氏の公設秘書が、自らの会社から給与を受け取っていた事件について、これは制度自体がまずひどい。  公設秘書を採用した議員が、兼業...

高市政権誕生を巡る問題

高市政権誕生を巡る問題

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ)  --「保守」だと喧伝される、高市政権が誕生した。しかし、その「保守」とは、支持獲得の動員装置であり、彼女は、「保守」とは言い難い言説を弄し、それを国民...

新たな黄金時代

新たな黄金時代

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  serviceとcoquettish serviceとflattery  いずれも区別がつきにくい。

一人慰む連立にならないように

一人慰む連立にならないように

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  高市自民からすれば、捨てる神あれば拾う神ありで、維新との連立はまさに救いの神であった。東条英機流なら、「連立とは数でするものではなく、精神でするものだ」...

トランプはノーベル賞に不適格

トランプはノーベル賞に不適格

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  10月10日のノーベル平和賞発表は、世界中に大きな驚きをもって迎えられた。受賞したのは、ベネズエラの反体制活動家マリア・コリナ・マチャド氏(48歳)だっ...

ガザ再建を軌道に乗せねば

ガザ再建を軌道に乗せねば

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  ガザ停戦はほっとする報道だ。もやもやが晴れないのは、トランプの動きに一貫性がないからである。  大きな事実は、ハマス・イスラエル双方が「人質」をすべて...

清沢洌と中国

清沢洌と中国

 高井潔司さんの集広舎ホームページ連載「清沢洌と中国」の最終回が掲載されました。全文は少し長いので、ここでは最初の部分を一部転載します。  浮ついた歴史修正者が自民の総裁となりましたが、そ...

どっこい生きている

どっこい生きている

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  面白くもない記事ばかりである。まさに新聞は濡れ雑巾だ。乾いた雑巾になれと注文しても、現実に発生するニュースがろくでもないのだから仕方がない。  ガザ停...

有害言説による社会崩壊に抗す

有害言説による社会崩壊に抗す

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ)  ――有害言説が、日本中に流布している。それが、政治にまで大きな影響を及ぼし、民主主義が、深刻な事態に至っている。この事態にあって、まず考えるべきは、そ...

民主主義の破壊者

民主主義の破壊者

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  「ノーベル賞をよこせ」と恥も外聞もなく騒ぎ立てるトランプを見ていると、理屈抜きに嫌悪感や、侮蔑意識が沸いてしまう。  ノーベルの遺言によれば、「諸国間...