「 2023年02月 」一覧

お仕事の本願

お仕事の本願

 なにかと周辺で不協和音が発生するからだろう。連合会長芳野氏が、(会長職を)「やりたくてやっているのではない」とぼやいておられるとか。  たいした記事ではないが、少し引っかかる。  単位...

柱のないテント

柱のないテント

 自民党の得意技、国政を担い続けてきた力の本質は、「包摂」である。ただし、本当の包摂ではない。  清濁併せ呑むとか、包容力が大きいというが、実はつねに多数派形成をめざし、つねに少数派にちょ...

主体と主体性--賃金交渉

主体と主体性--賃金交渉

NO.1499  春闘が始められたのは1955年である。翌56年1月に総評と中立労連が春闘共闘委員会を結成して、まさに一気呵成に走り出した。「食べられる賃金を獲得する」という言葉が働く人た...

植田氏発言の含蓄

植田氏発言の含蓄

 日銀総裁候補の植田氏の発言は含蓄がある。  野党には、もう少し突っ込んだ発言がほしい向きもあるが、わたしは野党が注文している内容に十分答えていると思う。  まず黒田日銀の業績(!)であ...

王毅氏とプーチンの会談

王毅氏とプーチンの会談

 王毅氏がプーチンと会談した。なにが話されたか。詳しく知りたいが、まだよくわからない。  わからないがほぼ想像できる。両者ともに中ロ関係を持ち上げるが、中国の理屈は中露関係であって、ウクラ...

戦争止めろの世論が大事

戦争止めろの世論が大事

 NATOは、春のロシアの大攻勢が開始していると分析しているらしい。対して米国・NATOは一致結束しているが、戦争を継続するについて大きな問題に直面している。  ウクライナの人々の士気は高...

誰も動かないのか

誰も動かないのか

 プーチン年次教書演説に少しでも変化の兆しがあるかと注目していたが、どうも手がかりがない。  戦争を始めたのは西側で、それを終わらせるために武力行使をしているというのは、いかにも強引すぎる...

米国の本音がわからない

米国の本音がわからない

 バイデン氏が20日にキーウを訪問した。すでに293億ドル支援しているが、さらに5億ドルの軍事支援を約束した。  ブリンケン氏と王毅氏が会談した。ブリンケン氏は、中国がロシアに武器援助する...

働く人を代表する政党ありや!

働く人を代表する政党ありや!

 本日の朝日は、「立憲党大会 政権監視へ足元を固めよ」と題する社説である。  政権獲得論で宙を切るよりも、人々が疑問を感じている視線・視野で、政府与党の政策的欠陥を突けというのだろう。 ...

意外な落とし穴

意外な落とし穴

 新型H3ロケットの打ち上げを期待していたが、今回は中止となった。まだ原因が究明されていないので、新聞論説なども、残念・早期の問題解決を期待という内容でほぼ一致だ。  わたしも新製品開発の...

国会論議が面白くない

国会論議が面白くない

 どうやら、岸田氏と周辺は、岸田氏の思い付き発言、場当たり発言に味を占めたのではないか。  責任政治家にとって、思い付き・場当たり発言がよろしくないのは常識である。しかし、ここへきて、その...