「 2024年07月 」一覧

文民統制以前の問題

文民統制以前の問題

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  敗戦後の人々の暮らしは悲惨を極めた。なにしろ食べるものに事欠くのだからたまらない。ありったけの衣類など持参して農家を訪ね作物と交換してもらう。しかし、千...

キケンなモーショ

キケンなモーショ

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  気象情報では、危険な猛暑という言葉が定番になった。たしかに。  昨日午後、ほんの10分ばかり、葉書をポストに投函するために外出したが、脳天を熱波が押さ...

文明と野蛮

文明と野蛮

NO.1573  イスラエル首相ネタニヤフが、7月24日米国上下院合同の議場で演説した。バイデン・トランプ両氏に支援に対する謝意を示し、アメリカの迅速なイスラエル支援がガザ地区での戦闘終結...

宝山鋼鉄を訪問した30年前

宝山鋼鉄を訪問した30年前

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  日本製鉄と宝山鋼鉄との合弁が解消される。  1972年日中国交正常化以来の、日中協力ビッグプロジェクトである宝山鋼鉄は、1985年に最初の高炉を建設し...

弾みがついたハリス氏

弾みがついたハリス氏

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  面白がってはいけないが、米国大統領選挙は一挙に佳境に入る、の感。  ハリス陣営が、候補者指名獲得に必要な過半数1976人を超えて2538人の支持を獲得...

米、共和党の変節と堕落

米、共和党の変節と堕落

NO.1572  大統領候補トランプの副大統領候補にJ.D.ヴァンスが選ばれた。副大統領は大統領に不測の事態が発生した場合に大統領の職務を受け継ぐ。理屈は一心同体だが、個性が違う。とくにト...

論稿10編―私の信念(おもい)

論稿10編―私の信念(おもい)

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ)  論考10編目に至り、自分自身の信念を確かめてみた。40年を超える労働組合役員としてのキャリアと培った運動論は、自分自身の信念に適い、そしてさらなる信念...

わたしの都知事選総括

わたしの都知事選総括

筆者 渡邊隆之(わたなべ・たかゆき)  7月7日投開票の東京都知事選は現職小池百合子氏が三期当選で幕を閉じた。しかし、その獲得票数は2位石丸伸二氏、3位蓮舫氏の票を合わせた数を下回った。投...

青年は、なぜトランプを狙ったか

青年は、なぜトランプを狙ったか

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  トランプを狙撃した20歳の青年は、身元調査が進んでいるが目下は決め球がない。あえて、わたしの推測を記しておく。  彼に政治的意図はなかったと思う。いま...