「 2020年 」一覧

コロナは続くよ——

コロナは続くよ——

 英国ビジネス・リサーチセンター(CEBR)が恒例の年末報告書で、中国のGDPがアメリカを抜いて世界トップに立つのは2028年になると予測した。また、インドは2030年には世界3位になるとも...

落穂拾い

落穂拾い

 世間はコロナ騒動だが、自分の生活身辺はあまり変化がない。テレビを見ないのが、精神安定に貢献しており、その分、現実の社会意識とはかけ離れているに違いない。新聞は目下1紙だけで、ネットで内外数...

ロジスティクスの視点

ロジスティクスの視点

 世の中が乱れるのはいろいろな分野に症状が出る。  水虫の薬に、睡眠導入剤を混入したのは製造工程の問題。  米国では、大半の州で病院向けのゴム手袋が非常に不足している。世界最大のメーカー...

掻き回し屋の限界

掻き回し屋の限界

 英国ジョンソン首相は、目下、EUとの合意が大勝利だったと宣伝に勤めている。たしかに、やや破天荒なまでの外交的揺さぶりをかけて交渉したのは事実である。しかし、EUは揺さぶりには動じなかった。...

英EU貿易交渉まとまる

英EU貿易交渉まとまる

 イギリスのブレグジットに伴う、英EU貿易交渉が駆け込みで成立した。ただし、現時点では詳細不明だ。交渉結果の報告書は2000頁もあるらしい。  ジョンソン氏は国内向けに大勝利的コメントを発...

晋(太郎&三)

晋(太郎&三)

 親の太郎が、息子の三について、「言い訳が非常にうまい」と言ったそうだ。親としては、言い分けがうまいのもそれなりに個性ではあるが、それを生かして政治家として大成してほしいとは思わなかっただろ...

いわゆるエリート・パニック

いわゆるエリート・パニック

 巨大地震、津波、コロナ騒動などが発生した場合、社会全般にパニック(混乱状態)が発生しやすいのはよく知られている。  コロナ騒動では、2~3月をピークとして、トイレットペーパー、マスク、食...

人材払底の自民党

人材払底の自民党

 安倍氏と秘書が口裏を合わせて、安倍氏は知らなかった、秘書は隠していたと言い通せば、具体的関与の証拠を押さえられない以上、検察としては安倍氏を起訴できない。理屈ではその通りである。  安倍...

政治の質を劣化させるパターン

政治の質を劣化させるパターン

 「いまはおカネを惜しんでいる時ではない」と官邸幹部が語ったそうだ。それは中長期的展望をしっかり押さえた上で、然るべき有益な使い道でなければならない。中長期的には、国債依存体質を抑制しなけれ...

与野党伯仲

与野党伯仲

 バイデン氏の政権運営は、上院を共和党が多数派になりそうなので、民主党が確実に結束していることを前提して、共和党穏健派を取り込むことが必要になる。しかし、民主党内のサンダース氏らいわゆる急進...