「 週刊RO通信 」一覧

「華麗なる空虚」ではダメだ

「華麗なる空虚」ではダメだ

NO.1620  サミット(G7先進国首脳会議)が終わった。首脳18人が雁首並べた記念写真を眺めながら、主催カナダがカーニー首相はじめ大奮闘したとは考えつつも、ついつい見出しのような気持ち...

連合会長を選挙すべき理由

連合会長を選挙すべき理由

NO.1617  いままであまり生臭い主張をしたことはないが、このあたりで言わねば労働運動という言葉が辞書から消えてしまう。心配でならない。  過去が積み重なって現在がある。だから、いま...

神話の世界を抜け出さねば

神話の世界を抜け出さねば

NO.1616  おとぎ話の桃太郎は、いまや岡山の吉備団子くらいのものだが、アメリカでは78歳のPeach Boyが、世界中の鬼退治をするとまくし立てている。アメリカはおとぎ話の国だ。大人...

マグナ・カルタの意義

マグナ・カルタの意義

NO.1615  アメリカのハーバード大学ロースクールが、1946年に27ドル50セントで購入したマグナ・カルタ(Magna Carta)の写本が、実は1300年、エドワード1世の時代につ...

主権在民こそ憲法の肝だ

主権在民こそ憲法の肝だ

NO.1614  日本の国会は二院制である。衆議院と参議院がある。両院は独立した存在である。両院が別々に議決した意思が一致したとき、それを議会の意思とする。国会審議を、慎重に、より精緻に意...

まともか、まともでないか

まともか、まともでないか

NO.1613  オーストリアの精神医ヴィクトール・E・フランクル(1905~97)は、ウィーン大学医学部精神科教授、市立病院精神科部長であった。1938年ナチがオーストリアを併合し、42...

憲法とのお付き合い

憲法とのお付き合い

NO.1612  日本国憲法は、日本国の国民を結びつける基本的な掟であるから、これを国民一人ひとりが尊重するべきことは当たり前である。しかし、これはきわめつき理屈であって、誰もが日常的に憲...

名音楽監督の狙いがわかった

名音楽監督の狙いがわかった

NO.1610  昨日は、東京交響楽団のオペラハウスシリーズ、今年初めての公演であった。この1月に同楽団第一代音楽監督の秋山和慶氏(1941~2025)が逝去された。わたしが何もわからない...