「 週刊RO通信 」一覧

権力のテロと声なき遺言

権力のテロと声なき遺言

NO.1550  ロシアの反体制活動家として世界的に有名な元弁護士のナワリヌイ氏が、2月16日、北極圏のヤマロ・ネネツ自治管区にある矯正労働収容所で、散歩中に気分が悪くなり死亡した。当局が...

なれの果てのヒロイズム

なれの果てのヒロイズム

NO.1549  ヒロイズムとは、英雄を崇拝し、または英雄的行動を好む心情で、英雄主義あるいは英雄待望論として現れる。日本人は、昔から英雄待望論だという指摘があるが、日本人に限らず、人間は...

学問と政治が依拠するもの

学問と政治が依拠するもの

NO.1548  ちょっと長い前置きになるが、ご容赦ください。この1月末日をもって渋谷区富ヶ谷の事務所を閉じた。37歳で大企業を転げ落ちて以来40年余、この事務所が拠点であった。地下鉄千代...

2024賃上げ討論会

2024賃上げ討論会

NO.1547  労働者と使用者(経営者)の関係、労使関係(昔は労資関係といった)を、単純かつリアルに表現すれば、賃金と利潤の関係である。  資本主義制度において、賃金は労働者の、利潤は...

派閥=党内党=徒党

派閥=党内党=徒党

NO.1546  自民党の派閥とは、よくもわるくも自民党の強さ・弱さ、議員の価値観・体質そのものである。政治とカネの問題が、いつまでたっても解決されないという、人々の憤り、やりきれなさは、...

台湾総統選挙の含意

台湾総統選挙の含意

NO.1545  次期台湾総統に頼清徳氏が選ばれた。得票率でみると民進党・頼清徳40.05%、次点国民党・侯友宜33.49%、3位民衆党・柯文哲26.46%である。これは、台湾の人々が真剣...

権力は何のために?

権力は何のために?

NO.1544  岸田氏は、首相の権力に憧れて、それの獲得をめざして政治家活動を過ごしてきたそうだ。こんな話を思い出す。  学生が農業を改革したいので農業大臣になりたいという。新渡戸稲造...

明治の進歩的人間観

明治の進歩的人間観

NO.1543  「降る雪や 明治は遠くなりにけり」と、中村草田男(1901~1983)が詠んだのは1931年3月であった。その9月には日本軍が満州事変を起こし15年戦争に足を踏み入れた。...

慷慨衰えて煩悶興る

慷慨衰えて煩悶興る

NO.1542  少し前に友人からいただいた手紙の一部に、次のように書かれてあった。  ――周辺の若い人たちを見ると、日々業務の多忙をもって、(もっと大事なことを)思索し苦悩しないばかり...

岸田政権が政治の危機である

岸田政権が政治の危機である

NO.1541  12月15日、朝日新聞は「岸田政権と政治の危機 進退かけ信頼の回復を果たせ」という社説を掲げた。読売は「安倍派閣僚交代 政治資金の透明化を徹底せよ」、毎日は「安倍派の閣僚...