「 週刊RO通信 」一覧

精神の水-読書論

精神の水-読書論

NO.1534  今年の読書月間は10月27日から11月23日である。まあ、これは業界のセールスキャンペーンみたいなものだが、1947年に制定したときは、――読書の力によって平和な文化国家...

イスラエルは譲歩すべき

イスラエルは譲歩すべき

NO.1533  イスラエル人の国をパレスチナに建設しようという運動をシオニズム(Zionism)という。これは19世紀に始まった。その国はエルサレムがある地でなければならないという。18...

信仰の自由と教団体制

信仰の自由と教団体制

NO.1532  あまりなじめない町の機械工場に働く15歳の少年は、身体だけでなく、頭の芯まで疲れた気持ちを抱えて、師走の街をどこへ行くでもなく歩いていた。ふと気づけば、やさしく、清らかな...

官僚制国家は活力を失う

官僚制国家は活力を失う

NO.1531  尾身茂氏(元コロナ対策分科会長)が朝日新聞のインタビューに応じた記事(10/1)が興味深かったので、簡単に紹介して、多少の感想を記したい。  尾身氏はこのほど『1100...

丁寧に説明する―の不誠実

丁寧に説明する―の不誠実

NO.1530  このところ電話でやりとりすることが多かった。そのたまたまの体験から気づいたので書きたい。  昔は、役所窓口といえば、冷たい・融通が利かない・たらい回し、といった不評紛々...

労働組合の心棒

労働組合の心棒

NO.1529  親は子どもに、こんな風に育ってほしいと期待をかける。あるいは、おれがなったようにならないでもらいたいという表現もした。中学卒全盛時代の多くの親は、学歴がないことをおおいに...

内閣改造の本音?

内閣改造の本音?

NO.1528  ここしばらく内閣改造と自民党人事についての報道が多い。国民として素直な希望としては、国会論議でまともに答弁せず、言葉の信頼性を失わせた岸田氏の改造? を期待しているのであ...

処理水放出問題だけではない

処理水放出問題だけではない

NO.1527  汚染水の処理水放出で中国が水産物全面禁輸した。それを受けて8月26日の社説は、朝日「中国の禁輸 筋が通らぬ威圧やめよ」、読売「水産物の禁輸 中国は不当な措置を撤回せよ」、...

試される日本外交

試される日本外交

NO.1525  汚染水の処理水の海洋放出が開始された。国内のまとまった反発はなんとか抑え込んだとしても、外国はそうはいかない。日本産水産物最大の輸出先である中国・香港が全面禁輸に出た。日...

漱石の手紙

漱石の手紙

NO.1524  夏目漱石(1867~1916)が、文部省からイギリス留学の命をうけてロンドンへ旅立ったのは、1900年(明33年)9月8日、帰国は1903年1月24日である。留学費用が少...

1945年8月15日

1945年8月15日

NO.1523  なんども書いてしまうが、終戦記念日という表現に対する違和感が消えない。いかにも客観的である。それゆえ記念日の本質が隠れてしまう。いったいなんのための記念日なのか、いちばん...