「 週刊RO通信 」一覧

派閥=党内党=徒党

派閥=党内党=徒党

NO.1546  自民党の派閥とは、よくもわるくも自民党の強さ・弱さ、議員の価値観・体質そのものである。政治とカネの問題が、いつまでたっても解決されないという、人々の憤り、やりきれなさは、...

台湾総統選挙の含意

台湾総統選挙の含意

NO.1545  次期台湾総統に頼清徳氏が選ばれた。得票率でみると民進党・頼清徳40.05%、次点国民党・侯友宜33.49%、3位民衆党・柯文哲26.46%である。これは、台湾の人々が真剣...

権力は何のために?

権力は何のために?

NO.1544  岸田氏は、首相の権力に憧れて、それの獲得をめざして政治家活動を過ごしてきたそうだ。こんな話を思い出す。  学生が農業を改革したいので農業大臣になりたいという。新渡戸稲造...

明治の進歩的人間観

明治の進歩的人間観

NO.1543  「降る雪や 明治は遠くなりにけり」と、中村草田男(1901~1983)が詠んだのは1931年3月であった。その9月には日本軍が満州事変を起こし15年戦争に足を踏み入れた。...

慷慨衰えて煩悶興る

慷慨衰えて煩悶興る

NO.1542  少し前に友人からいただいた手紙の一部に、次のように書かれてあった。  ――周辺の若い人たちを見ると、日々業務の多忙をもって、(もっと大事なことを)思索し苦悩しないばかり...

岸田政権が政治の危機である

岸田政権が政治の危機である

NO.1541  12月15日、朝日新聞は「岸田政権と政治の危機 進退かけ信頼の回復を果たせ」という社説を掲げた。読売は「安倍派閣僚交代 政治資金の透明化を徹底せよ」、毎日は「安倍派の閣僚...

理性の心を取り返そう

理性の心を取り返そう

NO.1538  11月24日7時(現地時間)からイスラエルとハマスの戦闘休止4日間が始まり、ハマスが人質の解放、イスラエルがパレスチナ人受刑者の釈放を開始した。しかし、単純に喜ぶ気持ちに...

宗教者たるや否や

宗教者たるや否や

NO.1536  旧統一教会会長の記者会見では、宗教家というよりも、こなれた勤め人か官僚という風格を感じた。格別抹香臭い風采を期待しているのではないが、信仰深い人はどこか並みの人とは異なる...

パレスチナの怨念

パレスチナの怨念

NO.1535  ハマスがガザに作ったトンネル網は想像を絶する規模・機能、そしてなによりも怨念の深さを物語る。10年ほど前にガザからイスラエルへの越境トンネルが発見されたが、全長1.6キロ...