「 2025年05月 」一覧

野党の拙攻が続く「令和の米騒動」

野党の拙攻が続く「令和の米騒動」

筆者 高井潔司(たかい・きよし)  「令和の米騒動」が続いている。国会では、小泉・新農相の備蓄米の緊急放出をめぐって、野党の党首まで投入して委員会質問が行われた。しかし、テレビ報道を見る限...

敗戦後労働運動の出発-1

敗戦後労働運動の出発-1

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき) ――取り扱う歴史的要点は、敗戦後から1960年の反安保闘争・三池争議までとする。歴史に切れ目はない。敗戦後労働運動の出発という視点を置いたら、反安保闘争・...

社会運動ユニオニズムと階級形成

社会運動ユニオニズムと階級形成

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ)  ―ある政治学者から、米国において暴走する資本に抗い、それを規制・管理するためには、米国労働組合が、社会運動ユニオニズムにより、広範な労働者を階級的視点...

韓国大統領選挙まで一週間

韓国大統領選挙まで一週間

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  尹錫悦大統領の戒厳宣言に始まった韓国政変は、新しい大統領があと1週間で選ばれる。  意識調査結果では、李在明(共に民主党)46.7%、金文洙(国民の力...

神話の世界を抜け出さねば

神話の世界を抜け出さねば

NO.1616  おとぎ話の桃太郎は、いまや岡山の吉備団子くらいのものだが、アメリカでは78歳のPeach Boyが、世界中の鬼退治をするとまくし立てている。アメリカはおとぎ話の国だ。大人...

農水相更迭に隠れた意味?

農水相更迭に隠れた意味?

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  失言にもいろいろあるが、農水相をお払い箱になった江藤のスピーチは、論旨がまるでなっていない。むしろ、総すかん食らった部分は、いちおう意味が分かる。いった...

君たちは「媚びる」政治家だ

君たちは「媚びる」政治家だ

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  自民党の森山幹事長が、「国債残高1182兆円で余裕がない。財源を伴わない減税の政策はポピュリズムだ」と批判した。  さすがは政権を長期に担ってきた自民...

マグナ・カルタの意義

マグナ・カルタの意義

NO.1615  アメリカのハーバード大学ロースクールが、1946年に27ドル50セントで購入したマグナ・カルタ(Magna Carta)の写本が、実は1300年、エドワード1世の時代につ...

国民主権政府

国民主権政府

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  韓国大統領選挙が始まり、6月3日の投票日に向けて、主要三候補が舌戦を展開している。  主要三候補は、李在明(共に民主党)、金文沫(国民の力)、李俊錫(...

旅の思い出

旅の思い出

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  旅行ブームだが、行ってよかったという思い出を容易に作られないようだ。  山深い温泉へ出かけて失望した例。料理に、マグロやイカの刺身が中心だった。こんな...

電話が怖い!

電話が怖い!

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  会社社会で、若い人たちが、電話が怖いという。この話題が、わたしは気になる。  電話も仕事の一部だ。まだベテランではない。仕事に不慣れで悩むというのはす...