「 2025年10月 」一覧

高市政権誕生を巡る問題

高市政権誕生を巡る問題

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ)  --「保守」だと喧伝される、高市政権が誕生した。しかし、その「保守」とは、支持獲得の動員装置であり、彼女は、「保守」とは言い難い言説を弄し、それを国民...

新たな黄金時代

新たな黄金時代

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  serviceとcoquettish serviceとflattery  いずれも区別がつきにくい。

一人慰む連立にならないように

一人慰む連立にならないように

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  高市自民からすれば、捨てる神あれば拾う神ありで、維新との連立はまさに救いの神であった。東条英機流なら、「連立とは数でするものではなく、精神でするものだ」...

トランプはノーベル賞に不適格

トランプはノーベル賞に不適格

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  10月10日のノーベル平和賞発表は、世界中に大きな驚きをもって迎えられた。受賞したのは、ベネズエラの反体制活動家マリア・コリナ・マチャド氏(48歳)だっ...

ガザ再建を軌道に乗せねば

ガザ再建を軌道に乗せねば

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  ガザ停戦はほっとする報道だ。もやもやが晴れないのは、トランプの動きに一貫性がないからである。  大きな事実は、ハマス・イスラエル双方が「人質」をすべて...

チイチイパッパ チイパッパ

チイチイパッパ チイパッパ

NO.1636  公明党が自民党との連立から離脱した。党内でかなり厳しい議論が交わされたようだが、この決断をわたしは有意義だと思う。参議院議員選挙後2カ月以上にわたり、自民党は危機だ、出直...

清沢洌と中国論最終回

清沢洌と中国論最終回

 高井潔司さんが、先日出版した『民族自決と非戦――大正デモクラシー中国論の命運』(集広舎刊)で、書き残した戦前の外交評論家・清沢洌の中国論について、以下のサイトで連載を始めました。毎月1...

清沢洌と中国

清沢洌と中国

 高井潔司さんの集広舎ホームページ連載「清沢洌と中国」の最終回が掲載されました。全文は少し長いので、ここでは最初の部分を一部転載します。  浮ついた歴史修正者が自民の総裁となりましたが、そ...

どっこい生きている

どっこい生きている

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  面白くもない記事ばかりである。まさに新聞は濡れ雑巾だ。乾いた雑巾になれと注文しても、現実に発生するニュースがろくでもないのだから仕方がない。  ガザ停...

有害言説による社会崩壊に抗す

有害言説による社会崩壊に抗す

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ)  ――有害言説が、日本中に流布している。それが、政治にまで大きな影響を及ぼし、民主主義が、深刻な事態に至っている。この事態にあって、まず考えるべきは、そ...