
『裏切られた革命』
―頽 廃― 読書会では、トロツキー(1879~1940)『裏切られた革命』をだいぶ苦労しながら読み終えた。岩波文庫所蔵だが、大河ドラマどころではない。読み進むにつれて押さえるべき内容がど...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
―頽 廃― 読書会では、トロツキー(1879~1940)『裏切られた革命』をだいぶ苦労しながら読み終えた。岩波文庫所蔵だが、大河ドラマどころではない。読み進むにつれて押さえるべき内容がど...
古いモデル 次々にいろんな言葉が登場する。今度は、タイムパフォーマンスという新顔だ。コストパフォーマンス(費用対効果)から作られたそうで、つまり時間対効果、時間消費の価値を意味するらしい...
「外」食道楽 1963年に高校を卒業するまで、外食体験は非常に少ない。自分が格別少なかったのではなく、わが故郷ではそんなものだった。5,6歳だった。父親に寿司屋へ連れられて、高いカウンタ...
北京飯店の失策 ご近所の精肉屋さんで買ったザーサイを摘まんでいて、32年前を思い出した。1990年8月初めて訪中した。いまからはちょっと想像しにくいが、外国人が泊まれるホテルは少なく、第...
過激派? 半世紀前になる。筆者は、5万人組合員を擁する組合本部で教育宣伝担当になった。機関紙は別の担当者がいてタブロイド版で旬間発行。当方は季刊雑誌、ニュース、ポスター、ステッカー、壁...
やぶ医者 比較的大きな某病院の体験である。目的地の診察室に入るまでの時間が1時間から1時間半必要であった。初診・再診の別はあまり関係がないようだ。もちろん、受診回数が少ないのでたまたまの...
1 先月はO.y.ガセット(1883~1955)『大衆の反逆』で、ガセット流大衆論を紹介した。今月は、ガセットより四半世紀先輩のG.ジンメル(1858~1918)『社会学の根本問題...
1 1970年代に、高齢化社会対応の先駆けとして展開した企業における中高年対策は、数冊の単行本として発表できた。やがて本格化する社会は、きらきらしていないかもしれないが、いぶし銀であり...
筆者が1970年代に高齢化社会対応の先駆けとして展開した、企業における中高年対策は、数冊の単行本として発表できた。やがて本格化する社会は、きらきらしていないかもしれないが、いぶし銀でありた...
反共イデオロギーの敗北 『戦争を知らない子供たち』(北山修作詞・杉田二郎作曲)は、1970年8月23日大阪万博コンサートが初演だった。というのは、あとから調べて知ったので当時は流れてくる...
だからロートルは嫌われる 今回は、年寄りの冷水で差し出がましいと言われようとも、だからロートルは嫌われると罵られようとも、一文を残しておく。 2022年4月29日は第49回メーデーだ...
同床異夢 2019年9月、「ウラジーミル、キミとボクは同じ未来を見ている」。安倍晋三氏の、まことにキザで、歯の浮くようなセリフである。ロシアは、2014年のクリミア半島併合で、G8から放...