奇貨居くべし
迷路の日本経済 そごう西武労働組合が8月31日にストライキを決行した。マスコミでは、百貨店業界の労働組合では61年ぶりだと騒動するが、いずれの記事を見ても、取材する側の勉強が不足している...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
迷路の日本経済 そごう西武労働組合が8月31日にストライキを決行した。マスコミでは、百貨店業界の労働組合では61年ぶりだと騒動するが、いずれの記事を見ても、取材する側の勉強が不足している...
真昼の怪談 なぜなのか、さっぱりわからない事態が発生した。自分では格別不規則作業をしたつもりがないのに、アウトルックが突如つながらなくなった。幸い直ちに技術者に来てもらって、メール回線は...
学ぶ戦争 朝日新聞の読者投稿欄に「平和のバトン」という連載企画がある。戦争体験や、戦争体験を聞いた後世代の感想が綴られる。典型的な事例を1つ紹介する。ある高校生は、小学校時代、夏休みの宿...
形のないものを追う 研究活動を生業とする学者・研究者の雇止め問題は社会にとって深刻な意味をもっている。大会社はいずこも研究開発部門を擁している。研究活動からわが社の将来の柱となる新商品の...
輝いた英国労働運動 『読み書き能力の効用』(リチャード・ホガード)という本がある。あまり本気!で読書していなかったので、適当に読んでしまった。1つだけ印象に残ったのは、イギリスの労働者は...
輝いた英国労働運動 『読み書き能力の効用』(リチャード・ホガード)という本がある。あまり本気!で読書していなかったので、適当に読んでしまった。1つだけ印象に残ったのは、イギリスの労働者は...
ふたつの道 だいぶ昔になるが、新渡戸稲造(1862~1933)『武士道』(1899)を読んで、矢内原忠雄(1893~1961)の翻訳が素晴らしく、雄渾な文章の勢いに引き込まれた。一時期、...
魚食天国 父親がとにかく魚を好んだ。魚料理であればなんでも機嫌がよろしい。わたしが小学校低学年までの付き合いなので、ろくな対話もしていないが、奇妙にいくつか忘れない話がある。魚好きとい...
―頽 廃― 読書会では、トロツキー(1879~1940)『裏切られた革命』をだいぶ苦労しながら読み終えた。岩波文庫所蔵だが、大河ドラマどころではない。読み進むにつれて押さえるべき内容がど...
古いモデル 次々にいろんな言葉が登場する。今度は、タイムパフォーマンスという新顔だ。コストパフォーマンス(費用対効果)から作られたそうで、つまり時間対効果、時間消費の価値を意味するらしい...
「外」食道楽 1963年に高校を卒業するまで、外食体験は非常に少ない。自分が格別少なかったのではなく、わが故郷ではそんなものだった。5,6歳だった。父親に寿司屋へ連れられて、高いカウンタ...
北京飯店の失策 ご近所の精肉屋さんで買ったザーサイを摘まんでいて、32年前を思い出した。1990年8月初めて訪中した。いまからはちょっと想像しにくいが、外国人が泊まれるホテルは少なく、第...