台本のない演説が聴きたい
およそスピーチなるものが、あらかじめ書いておいた原稿を読み上げるだけになってしまったのはいつごろからだろうか。もろもろの会合の挨拶から始まって、講師の講話も討論会の論者も用意の原稿を読み上...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
およそスピーチなるものが、あらかじめ書いておいた原稿を読み上げるだけになってしまったのはいつごろからだろうか。もろもろの会合の挨拶から始まって、講師の講話も討論会の論者も用意の原稿を読み上...
私は1959年(昭和34年)に西武百貨店に入り、西武百貨店本店に勤務し、衣料品部門、食品部門を除く雑貨部門を担当した。その後、ショップ販売部長の発令を受けた。この部門では、従来の仕入れと販...
あまり年も食ってないころの私は、皇室について深く考えたことはなかった。皇室の運用原資は税金であることや、歴史の場面場面で皇室が担がれてきたことも認識していた。しかしある程度年がいってからは...
原因はわからないがコロナ感染者が激減中。コロナ感染者が出た原因がわからないのだから激減の理由がわからないのは当然かな? とにかく感染者が減ったので様々な規制が緩くなって、ホッとしている。 ...
祝意の表現 わたしは1963年18歳で社会人になった。それから70年代いっぱいが、社会的にもっとも民主主義的気風が強かった。70年前後から結婚する仲間が出た。男連中はほぼ素寒貧だ。チープ...
北風が吹いた朝、 森に沢山のどんぐりが落ちていた。 帽子を被ったどんぐりの隣に、 空っぽの帽子がひとつ残っていた。 北風が吹いた朝のできごと。 <「ACORN...
人間はいろいろな発明をしてきた。とりわけ、「共同生活=社会」の発明がなければ、他の動物と同じであったにちがいない。あまりにも当然すぎて、ふだんは社会に感謝する気持ちはない。人間は社会を離れ...
9月は菅首相の退陣という思わぬ動きをきっかけに自民党の総裁選挙が繰り広げられた。衆議院選挙が直後に行われるというのに、テレビのワイドショー、ニュース番組は自民党にハイジャックされた観があっ...
朝日新聞9月25日の、「異論のススメ スペシャル」に、佐伯啓思氏による――「国民主権」の危うさ――と題する文章が掲載された。同氏は保守の立場から様々な事象を論じておられ、随時掲載すると紹介...
菅総理の運は尽きた。今回は菅総理の運とツキについて考察してみたいがその前に。 本欄では紹介してなかったが、菅総理が辞任を決断したら、厄介なことになるとひそかに考えていた。それもこんな形...
9月17日から続いていた自民党総裁選は、NHKや地上波の民放ワイドショーもちょっとしたお祭り騒ぎだった。事実上、次の総理大臣を決める選挙とのことで注目されていたわけだが、筆者はどうも腑に落...
9月末をもって長かった緊急事態宣言がようやく解除された。まん延防止等重点措置も合わせて解除されることとなり、少しずつではあるが日常が取り戻せそうだ。しかし、戦時中であれば空襲警報と警戒警報...