
自由、民主の政治はどこに行ったの?
いわゆる桜問題で、東京地検特捜部は安倍前首相の公設秘書を政治資金規正法違反で略式起訴とし、前首相自身は嫌疑不十分で不起訴とした。これは私が先月号で「事案はあくまで秘書の独断による政治資金収...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
いわゆる桜問題で、東京地検特捜部は安倍前首相の公設秘書を政治資金規正法違反で略式起訴とし、前首相自身は嫌疑不十分で不起訴とした。これは私が先月号で「事案はあくまで秘書の独断による政治資金収...
先月号で指摘した菅政権の説明責任軽視、国会論議の軽視が、依然続いている。その実態を統計的にあぶり出した面白い記事が11月10日付け朝日新聞に掲載されていた。「『控える』答弁80回近く」がそ...
菅義偉首相がようやく国会で就任後初の所信表明演説を行った。「温室ガス2050年ゼロ」など「政策ずらり 実行力強調」(10月27日付朝日新聞見出し)と期待を持たせるような報道ぶりだが、「20...
最近、新聞やテレビで、「ほめ脳」という言葉をよく聞くようになった。ほめると、ほめられた人がより良く育つだけでなく、ほめる人にもいい効果があるという。ほめると、癒しホルモン「オキシトシン」と...
コロナ禍の中、参列者の規模は縮小されたものの、今年も広島、長崎の原爆投下の日、15日の終戦記念日に、犠牲者、戦没者の追悼式典がしめやかに執り行われた。新聞紙面でも、例年通り、大きなスペース...
まず先月の「読売客員研究員にとって執筆に『不都合な肩書』」の続報。 先月号では、読売新聞の元論説委員長で、現国家公安委員である小田尚氏が「客員研究員」の肩書で、読売紙上に書いた「法務・...
――メディアは権力の番犬か監視犬か―― メディア批評を担当していながら、このところ新聞本紙は斜め読みが多い。デジタル版の方が充実しているし、一般ニュースもニュースサイトをチェックすれば十...
新型コロナ肺炎の感染をめぐる緊急事態宣言がひとまず解除されて、「新しい生活様式」が求められている。感染拡大の過程で、「クラスター」、「オーバーシュート」、「ロックダウン」、はては「トウキョ...
コロナウィルス対策をめぐって、安倍政権の迷走が続いている。先月号では2冊の本を紹介しながら、その対策には政治の思惑ではなく、科学的姿勢が必要だと指摘したが、この一か月の昏迷は、アベノマスク...
感染症―その克服の歴史を考えよう― 今月は私が現在読書中の本2冊の紹介から始めたい。いずれも全世界を恐怖に陥れている新型コロナウィルス問題を考える上で、一般的なメディアとは異なるマクロな...
本オンラインジャーナルの主宰者、通称家元の奥井礼喜さんのご努力で読者も拡大、「メディア批評」欄に対する批評を、直接メールで受け取るケースが増えてきた。批評に止まらず、こんな記事を読んだ?、...
1月8日から始まった相模原市の知的障害福祉施設の集団殺傷事件をめぐる裁判員裁判で、朝日新聞が致命的な「特落ち」をしてしまった。致命的などといっているのは、筆者くらいかも知れないが、人権重視...