読売社説「コロナ対策で何を語るべきか」が問うもの
コロナウィルス対策をめぐって、安倍政権の迷走が続いている。先月号では2冊の本を紹介しながら、その対策には政治の思惑ではなく、科学的姿勢が必要だと指摘したが、この一か月の昏迷は、アベノマスク...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
コロナウィルス対策をめぐって、安倍政権の迷走が続いている。先月号では2冊の本を紹介しながら、その対策には政治の思惑ではなく、科学的姿勢が必要だと指摘したが、この一か月の昏迷は、アベノマスク...
感染症―その克服の歴史を考えよう― 今月は私が現在読書中の本2冊の紹介から始めたい。いずれも全世界を恐怖に陥れている新型コロナウィルス問題を考える上で、一般的なメディアとは異なるマクロな...
本オンラインジャーナルの主宰者、通称家元の奥井礼喜さんのご努力で読者も拡大、「メディア批評」欄に対する批評を、直接メールで受け取るケースが増えてきた。批評に止まらず、こんな記事を読んだ?、...
1月8日から始まった相模原市の知的障害福祉施設の集団殺傷事件をめぐる裁判員裁判で、朝日新聞が致命的な「特落ち」をしてしまった。致命的などといっているのは、筆者くらいかも知れないが、人権重視...
年の瀬、唐突なとんでもないニュースが飛び出した。総務省の事務次官が情報漏洩で更迭されたというニュースだ。かんぽ生命の不正販売をめぐって、総務省が日本郵政グループに対し検討していた行政処分案...
11月初め、国際交流基金から派遣されて、北京大学へ講義に行ってきた。北京大学の博士課程の学生を対象に、日本の政治、経済、社会、文化などを理解してもらうために、日中双方の研究者約10人が毎年...
10月はまたまた政治家や大企業幹部のあきれた発言が問題となった。広範囲にわたり大きな被害をもたらした19号台風について「まずまずに収まった」とコメントした自民党幹事長。総額3億円以上の金品...
福島原発事故で、検察審査会から強制起訴されていた東京電力の旧経営者3人に対して、東京地裁は無罪判決を言い渡した。判決公判は午後開かれたので、ニュースはまずテレビ報道からだった。各局トップニ...
ドライブ中はラジオを聞くのを楽しみにしている。夏休みはとくに「こども電話相談室」が面白い。今夏の秀逸は「植物はなぜ動かないんですか」という就学前のこどもの質問。「そうやね。じぁ動物は何で動...
公共性を脅かすインターネット社会――参院選の一側面 多くの専門家が「どの党も勝利を得られなかった」という評価を下した先の参院選。大した波風も吹かず、平和ぼけしたニッポンの現状を反映した結...
6月上旬、大雨の中、私が関係する団体が主催する講演会に出席した。こんな雨の中、出席者が少ないに違いないと踏んで出かけたのだが、300席を越える座席が用意されていたホールは立ち見が出て、隣の...
今月号は新聞批評からちょっとずれるが、今米中貿易摩擦で、アメリカから標的とされる中国のIT大手ファーウェイの本拠、中国の深圳市に滞在して考えたことを報告する。 ◇ 5月中旬、中国南部...