他人事で済まされない復帰50年の沖縄報道
5月15日は沖縄が日本に復帰して50年を迎えた。この日、テレビのニュース、ワイドショーではお決まりのように、50年前の復帰式典で、当時の佐藤栄作首相が「本日沖縄は祖国に復帰しました」とあい...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
5月15日は沖縄が日本に復帰して50年を迎えた。この日、テレビのニュース、ワイドショーではお決まりのように、50年前の復帰式典で、当時の佐藤栄作首相が「本日沖縄は祖国に復帰しました」とあい...
自社、他社を含め、新聞社の名誉、不祥事に関する記事は、第2社会面、いわゆる3面記事の右ページに掲載される。4月7日の朝日の第2社会面を開いて、落胆とともにさもありなんの思いがした。同社の看...
ロシアのプーチン大統領の個人的野心で始まったウクライナ侵攻。大義名分のないプーチンの戦争でロシア軍の士気は上がらず、ウクライナ軍の反撃や国際社会の反発を浴び、短期決戦、傀儡政権の樹立という...
ふだんあまり社説に眼を通すことはないが、1月13日付朝日の「皇位継承報告書 これで理解は得られるのか」に眼が行き、問題点がしっかり書かれていると感心した。かつては社説を書くポストにも就いた...
日本大学の前理事長が東京地検特捜部によって、12月20日所得税法違反(脱税)で起訴された。私は先月号で、朝日新聞の報道を「巨額の金を受け取ったが、ごっつぁん体質だから、罪に問えないと言わん...
菅首相の退陣、与党の総裁選、衆院選挙と続いたので、本欄でもこのところ日本の政治、政治報道に関する批評を重ねた。しかし、新聞社の元北京特派員として、昨今の中国報道がずっと気に懸かっていた。 ...
今月のメディア批評のテーマは、新聞、テレビの選挙報道ということになろうが、選挙の公正ということで、各社、ともかく各党の主張をそのまま平等に伝えることに終始し、見るに耐えない惨憺たるありさま...
9月は菅首相の退陣という思わぬ動きをきっかけに自民党の総裁選挙が繰り広げられた。衆議院選挙が直後に行われるというのに、テレビのワイドショー、ニュース番組は自民党にハイジャックされた観があっ...
菅首相はよほどいいところのご出身のようだ。緊急事態宣言を21都道府県にまで拡大を決定した8月25日の記者会見で「明かりははっきり見え始めている」と語った。これほど国民感情からかけ離れた発言...
コロナ感染拡大への国民の不安の拡大、五輪関係者のスキャンダル噴出にもかかわらず、五輪開催は強行された。「金メダルが2、30個も出れば世論の支持も変わる」というのが政権の思惑であろう。確かに...
相変わらずコロナ禍対策とそれに伴う五輪開催への政府の迷走が続いている。菅政権は五輪開催にこだわるが故にコロナ対策とりわけワクチン接種の実施で、場当たり、泥縄対策に終始し、不安は解消するどこ...
コロナ禍の先行きがいっこうに見えない中、5月は2度にわたって東京などに対する緊急事態宣言の延長、北海道などへの適用拡大などが決まった。これほど政府のコロナ対策が場当たりの失策であることを示...