「 週刊RO通信 」一覧

丁寧に説明する―の不誠実

丁寧に説明する―の不誠実

NO.1530  このところ電話でやりとりすることが多かった。そのたまたまの体験から気づいたので書きたい。  昔は、役所窓口といえば、冷たい・融通が利かない・たらい回し、といった不評紛々...

労働組合の心棒

労働組合の心棒

NO.1529  親は子どもに、こんな風に育ってほしいと期待をかける。あるいは、おれがなったようにならないでもらいたいという表現もした。中学卒全盛時代の多くの親は、学歴がないことをおおいに...

内閣改造の本音?

内閣改造の本音?

NO.1528  ここしばらく内閣改造と自民党人事についての報道が多い。国民として素直な希望としては、国会論議でまともに答弁せず、言葉の信頼性を失わせた岸田氏の改造? を期待しているのであ...

処理水放出問題だけではない

処理水放出問題だけではない

NO.1527  汚染水の処理水放出で中国が水産物全面禁輸した。それを受けて8月26日の社説は、朝日「中国の禁輸 筋が通らぬ威圧やめよ」、読売「水産物の禁輸 中国は不当な措置を撤回せよ」、...

試される日本外交

試される日本外交

NO.1525  汚染水の処理水の海洋放出が開始された。国内のまとまった反発はなんとか抑え込んだとしても、外国はそうはいかない。日本産水産物最大の輸出先である中国・香港が全面禁輸に出た。日...

漱石の手紙

漱石の手紙

NO.1524  夏目漱石(1867~1916)が、文部省からイギリス留学の命をうけてロンドンへ旅立ったのは、1900年(明33年)9月8日、帰国は1903年1月24日である。留学費用が少...

1945年8月15日

1945年8月15日

NO.1523  なんども書いてしまうが、終戦記念日という表現に対する違和感が消えない。いかにも客観的である。それゆえ記念日の本質が隠れてしまう。いったいなんのための記念日なのか、いちばん...

森滝市郎先生の平和哲学

森滝市郎先生の平和哲学

NO.1522  安全保障環境が悪化したと喧伝しつつ、その原因はいったいなにか? 安全保障環境をこれ以上悪化させないためには、なにをなすべきか? というような問題の本質に食らいついた議論が...

厄介な置き土産

厄介な置き土産

NO.1521  最低賃金が全国加重平均41円引き上げに決まり、現行が961円なので、1,002円になる。初の1,000円台乗せであるが、最低賃金が上がったねと喜ぶ気分にはなるまい。もちろ...

軽い世相の土壌

軽い世相の土壌

 1980年ごろまで、スポーツ紙の見出しの付け方に感心した。なにしろ1面見出しの誘惑が成功するかどうか、それで販売量が決まる。  そこそこのイベントがあれば記事には事欠かない。問題は人々の...

戦後の礎はボツダム宣言

戦後の礎はボツダム宣言

NO.1519  1945年7月26日、ポツダム(独)で、アメリカ、中華民国、イギリス(後ソ連参加)が対日共同宣言を発した。これがポツダム宣言である。来週、ポツダム宣言から78年を迎える。...