「 2021年10月 」一覧

衆議院議員選挙戦の感想

衆議院議員選挙戦の感想

NO.1431  第49回衆議院議員選挙は、10月19日公示・31日投開票の日程でおこなわれた。今号は選挙期間を通して頭を離れなかったことを書きたい。それが選挙結果の全体的評価をするために...

科学立国なるコピー

科学立国なるコピー

 科学立国の看板通りにいかない。世界論文発表ランキングで、日本は10位だ。2019年の官民研究開発費は18兆円だが、この10年間ほぼ横ばい。政府の国立大学への交付金が減り続けていることも大き...

人生は短い-選挙編

人生は短い-選挙編

 おつきあいのあるランドリー主人は、いつも愛想がよろしい。会話の大方は、季節の変化、暑さ寒さから入る。当方は、長話をしないから、短い会話でも弾ませたいと一応の心積もりしてドアを開ける。  ...

ブースターの前に低所得国へ回せ

ブースターの前に低所得国へ回せ

 目下、コロナ感染が減少して、一安心である。ブースター接種も検討中らしい。コロナで菅氏が辞任せざるを得なかったのだから、さらにもう一押しという理屈はわかる。しかし------  ユニセフ調...

匿名社会の後進性

匿名社会の後進性

 魯迅(1881~1936)は、国民党や軍閥の卑劣な包囲網にあって、命を狙われていたから、ペンネームで言論を展開するしかなかった。50いつくかのペンネームを駆使した。  しかし、論調を見れ...

選挙戦終盤

選挙戦終盤

 選挙戦は、余すところ本日を入れて5日間になった。候補者や運動員にとっては、精神的にも体力的にもきつさがピークになる。  連日、活動が終わると運動の反省をするが、20世紀後半辺りから、街頭...

軍と軍拡が戦争を呼ぶ

軍と軍拡が戦争を呼ぶ

 10月18日から23日にかけて、中ロの艦隊が津軽海峡から太平洋へ出て南下し、大隅海峡から九州南側を北上して、ざっと3,150kmの旅をしたらしい。中ロ合同巡視活動という。  中ロがボラン...

大きい政府の含意

大きい政府の含意

 家計貯蓄残高がざっと2,000兆円ある。もし、金利1%あれば、20兆円の利息がつく。自民党のポスターには、岸田氏が登場して「成長と分配との好循環」とあるが、いわば家計から20兆円が消えてい...

議会活動が改善される選挙に

議会活動が改善される選挙に

 自民党総裁選挙に比べると、新聞報道は地味だ。各政治家が選挙区に散らばって、似たような選挙戦を展開しているから、社会記事的には格別の面白さがない。  それに、いずれかの党・個人にスポットを...

本当に社会・経済政策ありや

本当に社会・経済政策ありや

 米国FRBは、2022年中には利上げへ踏み切るという見方が優勢になってきた。2年物国債利回りを0.21%から0.40%にするという見方だ。  一方、この15日に1ドル=114円台をつけた...

配分論と賃金交渉

配分論と賃金交渉

 誰が見てもわかるのは、今回の選挙公約が全党挙ってバラマキを表明していることだ。逆に言えば、与野党いずれが勝利しても、パイ分配に与るという理屈だが、どこへ、どのように配分するかは選挙戦では煮...