「 2025年 」一覧

「華麗なる空虚」ではダメだ

「華麗なる空虚」ではダメだ

NO.1620  サミット(G7先進国首脳会議)が終わった。首脳18人が雁首並べた記念写真を眺めながら、主催カナダがカーニー首相はじめ大奮闘したとは考えつつも、ついつい見出しのような気持ち...

我田引水

我田引水

筆者 小川秀人(おがわ ひでと)  衆議院法務委員会における「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」、いわゆる選択的夫婦別氏(姓)問題に関する質疑を配信動画でフル視聴した。三党の法案提出者は...

大衆自身がパレードである

大衆自身がパレードである

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  ハル・ステビンス著『コピーカプセル』に、「大衆はパレードを愛するだけでなく、大衆自身がパレードである」というコピーがある。  トランプが、それを知って...

やり過ぎじゃないの長嶋報道

やり過ぎじゃないの長嶋報道

筆者 高井潔司(たかい・きよし)  読売ジャイアンツの長嶋茂雄終身名誉監督が6月3日亡くなった。新聞、テレビは当日からニュース番組だけでなく、特集や連載を組んで、大々的に報道した。NHKは...

歴史観を堅実に

歴史観を堅実に

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  わが労働運動の冬の時代に、幾多の困難を乗り越え路を切り開き、その人生を全うした先駆者の中で、自伝を残しているのは、歴史上二人しかいないと思う。鈴木文治(...

敗戦後労働運動の出発―3

敗戦後労働運動の出発―3

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき) 【55年体制】 財界の危機感  社会党が統一したのは1955年10月13日、保守合同によって自由民主党が発足したのは11月15日である。2大政党ではあ...

敗戦後労働運動の出発―2

敗戦後労働運動の出発―2

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき) 【2・1ゼネスト後】 占領政策転換  1947年5月3日、日本国憲法が施行された。その直前3月20日、参議院選挙で社会党は47議席・自由38議席・民主...

連合会長を選挙すべき理由

連合会長を選挙すべき理由

NO.1617  いままであまり生臭い主張をしたことはないが、このあたりで言わねば労働運動という言葉が辞書から消えてしまう。心配でならない。  過去が積み重なって現在がある。だから、いま...

野党の拙攻が続く「令和の米騒動」

野党の拙攻が続く「令和の米騒動」

筆者 高井潔司(たかい・きよし)  「令和の米騒動」が続いている。国会では、小泉・新農相の備蓄米の緊急放出をめぐって、野党の党首まで投入して委員会質問が行われた。しかし、テレビ報道を見る限...