「 2019年03月 」一覧

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骨牌的大博打は続く

 トランプ氏が、内輪、つまり支持者の集会で威勢よく、かつ上品でなく大放談をやった。いわく、  「あいつら病気だ。すべてが嘘で、奴らもその嘘を知っていたのだから、責任をとらさねばならん」 ...

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愛国者より憂国者が大切だ

 イギリスの政治は、EU離脱問題で振り回されて大混迷だ。  喫緊の政治的駆け引きはともかくとして、政治指導者が大局観を持ち合わせていないか、あるいは、何かの事情で道を誤ったのが諸悪の根源で...

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大詰めの大詰め

 3月27日、英議会で示唆的投票(indicate vote)という聞きなれない投票がおこなわれた。EU離脱について今後の方向が8案提出され、それぞれについて投票した結果、過半数に到達したも...

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出直しが最善ではないのか

 イギリスのEU離脱問題がギリギリの時点に至った。2016年6月23日の国民投票では、得票率51.89%対38.11%で、離脱が決まった。  離脱派が大声疾呼した、抜ければNHS(国民保健...

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アメリカ的ポピュリズムの行方

 モラー特別検察官は、報告書に「捜査は、トランプ陣営の関係者が、ロシアの選挙介入活動と共謀もしくは連携したという事実を、確定しなかった」と書いた。バー司法長官が、上下院司法委員会委員長および...

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大統領の犯罪疑惑が新段階へ

 モラー特別検察官が2017年5月から調査していた、トランプ選挙陣営とロシア政府の共謀・調整と、トランプ大統領による司法妨害問題の報告書が出された。  司法長官は「トランプ選挙陣営とロシア...

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賢くない政府の消費態度

NO.1295  ワイズ・スペンディング(賢い消費)という言葉が登場してひさしい。何をもって賢いというか。ちょっと考えるとなれば面白いけれども、なかなか難しい。これもまた百人百様の嗜好性が...

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新社会人に寄せる

 学生時代に、自分の将来進む道を発見し、しかも学校を卒業すると同時にその道へ進める人は極めて少ない。どこかへ入り込まなければならない――これが、大方の進路決定事情であろう。  首尾よくどこ...

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有権者のぶつぶつ

 道端に黙って立っている若者がいて、通り過ぎようとすると黙って頭を下げる。頭を下げられて無視するのは失礼だから当方も頭を下げる。  ちらりとみれば背後に旗を立てている。ちゃんと見る気がしな...

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子どもじゃあるまいし

 米国の農業団体や農業ベルトの政治家らが、トランプ政権に対日貿易交渉を早期に開催せよと迫っているらしい。  昨年12月30日に米国抜きのTPPが発足、この2月1日からはEPAが発足したが、...

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引き際が肝心だ

 さまざまな組織分野のトップで長期政権を担う人がいる。これは、実際大変なことであって、凡人にはできないことだ。  その人がトップに座っていることで周囲が丸く収まるのは、周囲の人々にとっても...