本サイトの趣旨
わたしたちは、誰もが、同時代を生きる目撃者である ―― と規定します。
誰もが、見る・考える・話す(書く) ―― 本サイトは、その交換・交流の空間と位置付けます。
世の中は思うように動かない。感情をぶつけたいことも多い ―― できるだけ自分のバイアスを統御して、理性的・論理的な地平を見出したいのです。
自由な思考、自由な発言が生かされる空間をめざしたい ―― それが、停滞する日本的民主主義の再生に通ずると考えます。
運営者の自己紹介
わたしは少年時代に、書くことの不思議な魅力に気づき、以来、書くことを生活の柱として歩んできました。
漱石さんは、小説の登場人物に人格を与え、その人が状況にたいし、いかに
して、自分の存在と行動をつくっていくかを考えて、ペンを進めたそうてす。
いま、人生のゴールに近づいて過去をふりかえって、まさに、自分の人生は作家と作中人物の関係だと思います。
書くことは、1人の世界だけではなく、人間社会が育つための不可欠の営みではないでしょうか。――目撃者としての軌跡が、人間社会を育てることをつねに念頭において取り組むつもりです。
奥井禮喜