「 2023年04月 」一覧

4月のメーデーに寄せて

4月のメーデーに寄せて

NO.1508  はるか昔、わたしは5万人の組合で、情報宣伝部長として季刊雑誌の編集に8年間携わった。組合費を投入しているが、1冊250円で販売していた。いま見ても一級品とはいかないものの...

核の傘の信頼性?

核の傘の信頼性?

 韓国が米国の「核の傘」の信頼性を確認したというが、いったいどんな信頼性なんだろうか。さっぱりわからない。  こちらが強大な核兵器をもてば、相手が恐れ入るという筋書きだが、それは双方とも破...

不自由のフラストレーション

不自由のフラストレーション

 人口問題研究所が2070年の人口を8,700万人と試算した。うち1割が外国人とする。  経済財政諮問会議は、育児手当や住宅支援などで5兆円投入すれば、合計特殊出生率が0.05から0.1%...

民主主義の劣化、日米事情

民主主義の劣化、日米事情

 バイデン氏が大統領選挙出馬表明、「民主主義を守る瞬間」だというのが売りだ。トランプ氏が相手だということを想定して、民主主義対権威主義の構図を演出する。まあ、予定通りである。  トランプ氏...

政局政治は政治を劣化させる

政局政治は政治を劣化させる

 民主主義制度において選挙は生命線である。しかし、選挙自体が目的化して、各種選挙の合間に政治をしているという皮肉な見方も捨てきれない。  地方選終了するや、直ちに解散がどうのこうのという次...

重厚な論議ができる政党を

重厚な論議ができる政党を

 時代の転換点だから、勇気をもって行動する、その覚悟がある自民党をよろしくというのが岸田氏のセールスポイントだった。  なるほど、覚悟の演出が巧妙な維新に株を奪われた。自民と維新はアクセル...

地方選挙の違和感

地方選挙の違和感

NO.1507  統一地方選挙で感じた違和感から少し考えてみる。下手で中身空疎な話を大音声で垂れ流されるので、たびたび、ついつい文句が言いたくなる。ただし、これは政治的というよりも静けさが...

学術会議問題の本質

学術会議問題の本質

 学術会議問題は、国の予算10億円ばかりで、学者の研究を政治家が指揮しようという厚顔無恥がそもそもの原因である。  学術会議の政府・自民党に対する不信感は簡単に溶解しない。手打ちのためには...

人つぶし国

人つぶし国

 国土が狭く、資源が少ない、人口だけが多い。そこで、わが国には人という貴重な資源があるじゃないか。とポジティブに考えて、経営者は、「わが社は人を大切にする」と語る向きが多かった。  現実に...

考えないから開発力が落ちる

考えないから開発力が落ちる

 地方議会選挙だから当然かもしれないが、日本経済の現状と先行きについて、候補者のみなさんはほとんど関心がないらしい。  ざっと30年にわたって緩和的金融政策がとられたが、依然として需要が弱...

選挙活動異聞

選挙活動異聞

 昨日、出先から電話すると、わが駅前で、選挙の街宣車を止めて某政党と某某政党がお互いに罵り合いを始めたので、日ごろ聞き耳立てない人々が面白がって遠巻きに見ているという。  用事を終えて帰所...

就職活動的選挙運動

就職活動的選挙運動

 統一地方選挙がしっくりこない。  当事務所は駅前なので、多くの候補者が街頭宣伝に来る。党派を問わずお話を聞く心構えなのだが、聞く耳を用意しているのに、ろくにお話をされない。  たかが1...