「 2018年01月 」一覧

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堕落の連鎖

 モリ・カケ騒動が示しているのは、程度の悪い政治家を守るために官僚が獅子奮迅の活躍をするのであるが、その結果、官僚もまた程度が悪いことを天下にさらしたのである。  登場する政治家と官僚を比...

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空き箱

 イギリスのブレグジットが目下混沌中らしい。  企業などはEUの関税同盟に残留することを希望しているが、メイ首相はEU対策ならぬ国内政治工作に腐心していて、EU離脱ということ以外には動きが...

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理屈の再構築が不可欠だ

 わたしが20代だった50年前は、いまよりもうんと貧しかったが------  a 少なくとも過労死を問題にするような残業の考え方はなかった。  b 労働時間については1日8時間・週40時...

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安倍さんに代わってあげて!

NO.1235  国会が荒れている。いつまでもモリ・カケ・スパでもあるまいというようなジャーナリズムの主張は、その本質を直視していない。というよりも、政府与党の提灯持ちをしているのであり、...

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包囲網的思考を

 トランプ氏がダボス会議でTPP復帰検討とスピーチした。また、全体に日ごろとは異なって上品にやったそうだ。  読売社説(1/28)は「トランプ氏の真意は見えない」として、あたふたするなとい...

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本音がぞろぞろ

 松本文明内閣府副大臣が、沖縄でヘリ不時着問題を追及した志位議員に対した「それで何人死んだのか」と野次を飛ばした。本音である。  この人は都議からの叩き上げだが、最初から自民党筋でもなにか...

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研究と納期

 科学論文の改ざん事件がまたまた発覚した。  単純な話、共同して作業しているメンバーが見抜けないのは、本来の共同作業が成立していないことは間違いない。  各人が自分の仕事を抱え込んで専門...

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正直≠本音

 わが国の首相氏の言葉に中身がないので、面白くないというのが、日ごろのわたしの不満である。  しかし、案外正直なお人柄かと思わされる発言も飛び出す。  いわく、「プライマリー・バランスに...

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賃上げの気合

 新聞が賃上げの記事を掲載する。  しかし、「残業が減少すれば残業代が減少して賃上げが相殺される」というような記事は、昔の労働記者は書かなかった。  なんとなれば、賃金と労働時間は一体な...

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自己認知から始めよ

 なにごとについても、コピーの効果は無視できない。  それにしても、「働き方改革」「人づくり革命」「生産性革命」「地方創生」と並べられると十分に食傷する。  法律を作る諸君が各方面に苦心...

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なぜ長時間労働になるのか

 本日は通常国会の開幕だ。今回は当面6月20日までの会期である。  新聞は「長時間労働抑制を柱とする働き方改革関連法案」と記述する。  これは提案者の言い分であっても、客観的には「長時間...

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職場の荒廃=社会の荒廃

NO.1234  職場が荒れている。顧みれば、先進的な弁護士のみなさんが「過労死110番」を立ち上げたのは1988年である。この着眼は発生する問題への対策に止まらず社会全体に対する大きな警...