イギリスのブレグジットが目下混沌中らしい。
企業などはEUの関税同盟に残留することを希望しているが、メイ首相はEU対策ならぬ国内政治工作に腐心していて、EU離脱ということ以外には動きがない。
厳しい論調としては、ブレグジットは空き箱だと批判する。そんな中で、EU側からは、戻ってきてもいいんだよという発言も出ている。
EU離脱を決めた国民投票、その後の総選挙と、政治的動きは派手だったが、それだけでは何も動かない。
遠い他国の話ではない。モノゴトに対する真剣・緻密な思索を心掛けなければならない。
わが国においては、憲法論議をやるのであれば、一部の政治家に任せるのではなく、国民1人ひとりが、とりあえず憲法を読んでもらいたい。
学ばず・読まず・考えずの体たらくでは、憲法論議が空き箱になってしまう。