日々道楽

包囲網的思考を

 トランプ氏がダボス会議でTPP復帰検討とスピーチした。また、全体に日ごろとは異なって上品にやったそうだ。

 読売社説(1/28)は「トランプ氏の真意は見えない」として、あたふたするなという主張である。その通りだ。

 思うに、トランプ氏の政治に対する目論みは、世界秩序を安定化させようというような気配はない。オレが政治だという態度であり、これは最後まで不変だとみたほうがよろしい。

 雀百まで踊り忘れず。生業で培ってきた性根は容易に変わらない。

 アメリカ・ファーストを振りかざすが、世界秩序を安定化させるためではなく、アメリカさえよければよろしい。しかも、そのアメリカとは最大多数のアメリカではない。オレがアメリカだという態度である。

 世界はトランプ包囲網を構築すべきだ。そして、トランプ的提案に振り回されないこと。シカトに優る手はない。