猿芝居の背景と予想
岸田氏が国民民主党副代表だった矢田雅子氏を首相補佐官に採用したのは先月16日だった。人のうわさも75日というが、結果からすると、そこまで待たずとも消える程度のニュースになっている。まあ、そ...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
岸田氏が国民民主党副代表だった矢田雅子氏を首相補佐官に採用したのは先月16日だった。人のうわさも75日というが、結果からすると、そこまで待たずとも消える程度のニュースになっている。まあ、そ...
9月27日の大阪地裁(遠野ゆき裁判長)によるは不知火海沿岸の被害者に対する水俣病判決は、水俣病被害者救済法(特措法)に基づく救済をうけられなかった128人が原告で、またまた国・県・チッソが...
おしゃべりの拡散 さいきん、自己肯定感という言葉をしばしば見聞きする。たまたま朝日新聞が企画ものとして連載しているが、隔靴掻痒、きわめて感性的に扱われている。せっかくの企画だが、これとい...
アメリカでは、報道の客観性を巡る議論が盛んらしい。新聞購読部数の劣勢問題が深刻で、さらにアメリカ社会の分断に対する危機感が深い。新聞がなすべきことをなしたのか、できなかったのか、その反省が...
中国の歴史的改革論争 1978年に改革開放に大きく舵を切ったものの、中国共産党内部の理論闘争は容易に決着しなかった。 それを決着させて経済改革驀進路線を切り拓いたのが鄧小平(1904...
立憲民主代表の泉氏の党運営が手詰まり感で、小沢氏ら中心に野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会に53人が賛同したという。 たしかに与党以外の議員を増やす作戦は選挙ではやるべきだ。...
形のないものを追う 研究活動を生業とする学者・研究者の雇止め問題は社会にとって深刻な意味をもっている。大会社はいずこも研究開発部門を擁している。研究活動からわが社の将来の柱となる新商品の...
時代が進んでいくにつれて、科学技術はどんどん進化してきた。ところで、科学技術の進化が人間自体を進化させると単純に考えてよろしいだろうか。一考する価値がある。科学技術の発展にも是々非々の光を...
輝いた英国労働運動 『読み書き能力の効用』(リチャード・ホガード)という本がある。あまり本気!で読書していなかったので、適当に読んでしまった。1つだけ印象に残ったのは、イギリスの労働者は...
隔靴掻痒の感じ 1989年に連合が結成されて今年は34年になる。四分五裂だった中央段階の労働団体が大同団結して堂々たる労働組合運動を展開しているはずだった。現実は隔靴掻痒というべきか、そ...
たまたまなんだろうが、地方議会選挙候補者の演説が教えてやるトーンで気に障る。エラそうである。候補者たるものは平身低頭、有権者様はご無理ごもっともというのが生業で、あいつのかみさんは頭が高い...
ふたつの道 だいぶ昔になるが、新渡戸稲造(1862~1933)『武士道』(1899)を読んで、矢内原忠雄(1893~1961)の翻訳が素晴らしく、雄渾な文章の勢いに引き込まれた。一時期、...