公害対処から政治の根本を懸念する
9月27日の大阪地裁(遠野ゆき裁判長)によるは不知火海沿岸の被害者に対する水俣病判決は、水俣病被害者救済法(特措法)に基づく救済をうけられなかった128人が原告で、またまた国・県・チッソが...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
9月27日の大阪地裁(遠野ゆき裁判長)によるは不知火海沿岸の被害者に対する水俣病判決は、水俣病被害者救済法(特措法)に基づく救済をうけられなかった128人が原告で、またまた国・県・チッソが...
真実は苦い 高齢社会のシンポジウムで、H先生は、「すべての道はローバに通ずる」とおっしゃった。話術は駄じゃれの類なのだが、会場を埋めた女性(2/3は女性)は椅子から転げんばかりに爆笑、呵...
中国の歴史的改革論争 1978年に改革開放に大きく舵を切ったものの、中国共産党内部の理論闘争は容易に決着しなかった。 それを決着させて経済改革驀進路線を切り拓いたのが鄧小平(1904...
社会の活力 人々が社会のあり方について公正感を肯定しているとすれば、その社会は活力があるだろう。自分が社会の一員として社会をつくっているという意識とほぼ重なるからである。そして、自分の生...
大正デモクラシーの表情 大正デモクラシーといわれる時期は、おおむね第一次世界大戦終了後(1918)から大正年間である。 1950年代には、「明治の人は偉かった。昭和の人は大きな戦争を...
たまたまなんだろうが、地方議会選挙候補者の演説が教えてやるトーンで気に障る。エラそうである。候補者たるものは平身低頭、有権者様はご無理ごもっともというのが生業で、あいつのかみさんは頭が高い...
日本経済の元気が出ない。まあ、半世紀前に比べれば全体のパイが大きくなっているから、それなりに鎮座ましますように思うし、日常的に元気喪失を続けているのであまり気がつかないかもしれないが、19...
戦争大好き人間は少ないはず 語り部の方々が非常に尽力されて、戦争したらいかん、平和ほど尊いものはないことを後世に伝えておられる。しかし、戦争の悲惨さをどれほど巧みに話したとしても、平和構...
日本の政治を見ていて、このままではダメだと思う。ダメがそろそろ底を打つのではないかと期待したこともあったが、ところがどっこい、ダメにはさらに深い底があるらしく、ますますダメに向かって暴走し...
――最初に紹介するのは、昨年12月23日朝日新聞朝刊に掲載された高校生16歳の意見である。興味を引いたので、これに触発されたことを書きたい。 高校生の意見 小学生の頃の道徳の授業で、...
北朝鮮の行動 北朝鮮のロケット打ち上げ騒動が収まらない。ご近所としては懐手して、子どもは花火が好きだと呵々大笑していればよろしいというわけにもいかない。いままで被害が発生しなかったのは、...
「青年」が輝いたころ 昔、おおくの労働組合には青年婦人部という機構があった。賃金対策部、福祉対策部、組織対策部、教育宣伝部などと並んで、組合活動の一翼を担っていた。というか、主として文化...