
道徳に正解はあるのだろうか
――最初に紹介するのは、昨年12月23日朝日新聞朝刊に掲載された高校生16歳の意見である。興味を引いたので、これに触発されたことを書きたい。 高校生の意見 小学生の頃の道徳の授業で、...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
――最初に紹介するのは、昨年12月23日朝日新聞朝刊に掲載された高校生16歳の意見である。興味を引いたので、これに触発されたことを書きたい。 高校生の意見 小学生の頃の道徳の授業で、...
北朝鮮の行動 北朝鮮のロケット打ち上げ騒動が収まらない。ご近所としては懐手して、子どもは花火が好きだと呵々大笑していればよろしいというわけにもいかない。いままで被害が発生しなかったのは、...
「青年」が輝いたころ 昔、おおくの労働組合には青年婦人部という機構があった。賃金対策部、福祉対策部、組織対策部、教育宣伝部などと並んで、組合活動の一翼を担っていた。というか、主として文化...
安倍政権の慣性と岸田政権 以前、国葬にあらず酷葬だと揶揄したが、ひと仕事終えた岸田氏の感懐にぴったりだろう。忖度するに、達成感が湧いていないと思われる。 反対論のなかで実現したのだか...
世界秩序といえば、アメリカ中心主義で、アメリカとうまくやればよろしいという単純思考が支配する日本人である。日米同盟を金科玉条として使い走りでもなんでもやりますという傾向を深めたのは、中曽根...
政党の存在理由 立憲民主党と国民民主党が問われているのはなにか? もっとも問われているのはパーティ・アイデンティティ(党の存在理由 以下PI)である。現状を変えるには、政党としてのPIを...
参議院議員選挙を前にして、軽薄・浅薄そのものの言葉が語られている。その端緒がプーチンのウクライナ侵略戦争にあることは間違いないが、安倍内閣時代から、防衛費GDP2%論が出没しており、なんと...
国民諸氏の大きな寛容 コロナ感染問題が相変わらず安心できる段階に至らない。日本の場合、感染防止対策の不十分さを批判する気風が収まっているが、問題解決の目途が立ったからではない。専門家とい...
金持ちだろうが、貧乏だろうが、自分のおカネをなにに使うかはまったく自由である。だから、他人からして、浪費だろうと捨て金だろうと当然詮索無用である。ところが、テスラ創業者のマスク氏が大枚、5...
プーチンが戦争を始めた。これは確かな事実である。いつ、いかにして幕が下せるのか。全然わからない。プーチンだけで幕が下せないのも事実である。 第三次世界大戦が始まった!のか 戦争が直接...
春闘だけではいけない 1971年ニクソンショックが引き金となり、73年石油ショック、原油価格が一挙4倍に上昇して、猫も杓子も大騒動だった。74年の賃上げは30%を越えた。結果からいえば、...
「人生の意味を見つけられない」として、愚行に走った高校生がいた。未熟で、反社会的な行為であるから人々に拒否感をもたれるのは必然である。しかし、この言葉は大切な問題を抱えている。わたしが展開...