
ダメの底を打たせたい
日本の政治を見ていて、このままではダメだと思う。ダメがそろそろ底を打つのではないかと期待したこともあったが、ところがどっこい、ダメにはさらに深い底があるらしく、ますますダメに向かって暴走し...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
日本の政治を見ていて、このままではダメだと思う。ダメがそろそろ底を打つのではないかと期待したこともあったが、ところがどっこい、ダメにはさらに深い底があるらしく、ますますダメに向かって暴走し...
世間には、日本国憲法をアメリカの押し付けだとか、敗戦の懲罰だと批判する向きがあるが、日本国憲法を制定するために有効適切なガイドを務めてくれた極東委員会や、とくにGHQ民生局の人々の支援につ...
1905年1月22日、日露戦争で旅順が陥落した直後のことだ。ペテルブルグで、司祭ガボンに率いられ、生活の困窮を訴える10万人近い労働者と家族がツァーリの宮殿冬宮へ行進した。近衛兵が攻撃し死...
国際政治学の始まり E.H.カー(1892~1982)著『危機の二十年』(1939刊行)を読んで考えたことを書きたい。 『危機の二十年』は、第一次世界大戦(1914~1919)後から...
朝日新聞8月12日オピニオンのページに「ウクライナ 戦争と人権」というテーマで、政治学者豊永郁子氏の寄稿があった。触発されたので、一文を草したい。ただし、寄稿文そのものに対する意見ではなく...
民主主義論の理解について 岸田首相は、昨年の自民党総裁選で「民主主義の危機」を訴えた。わたしも安倍内閣時代から同じ表現の主張を続けているが、岸田氏の発言には違和感を覚えた。なにしろ、民主...
極まった衆愚政治 政治家は議会で政治活動、すなわち日々研鑽・研究を積み重ねてかんかんがくがくの論議をおこなう仕事である。しかし、傍目には議会論議の内容が印象に残ることはきわめて少ない。ま...
紳士淑女のかっこうしていても人をぶん殴る輩はいる。平然と大嘘をつく輩もいる。正義を掲げてまさかの侵略戦争をする輩もいる。世界の現実である。これではまったく不愉快千万、そういうものだと納得で...
平和を歩んだ敗戦後の日本 政治家なる者は、矮小な人間性のなせる業か、人々を号令一下結束させ、行動させたいと思いがちである。もちろん、人間には他者を自分の意に沿わせたい意識があるから、格別...
~サービスをする側もされる側も共に尊重される社会をめざして~ 現在、カスタマ―ハラスメント対策は、日本社会の中で一定の認知がされるようになり、数年前よりも企業対策の意識は向上してきている...
「大和魂と武士道」 日本人の精神といえば、大和魂が顔を出す。日露戦争(1904~05)直後、はやったのが「大和魂」だ。 ――東郷大将が大和魂をもっている、魚屋の銀さんも大和魂をも...
医療現場で働く人たちの声 オミクロン株による第6波が拡大中だ。どうもそれらしい打つ手がないようで、政府と専門家の分科会の見解が定まらない。専門家はさらにリスクが高い環境での対策に関心が移...