全ての道はアフガンに通ず
感染症危機は増幅された 危機とか、転換期という言葉は使い古されて耳タコだったが、昨年からのコロナ騒動は間違いなく危機である。コロナウイルスは姿が見えないから厄介極まりない。収束の見通しが...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
感染症危機は増幅された 危機とか、転換期という言葉は使い古されて耳タコだったが、昨年からのコロナ騒動は間違いなく危機である。コロナウイルスは姿が見えないから厄介極まりない。収束の見通しが...
労働時間から人間時間へ 労働時間と賃金は、実は1枚のコインの表と裏である。――1時間の仕事が1000円になるか、2000円になるかと並べれば、...
———カミュ『シーシュポスの神話』の周辺 ——— ライフビジョン学会・7月の読書会は、『シーシュポスの神話』(1942)である。著者は、アルベール・カミュ(1913~1960)、当時は、...
昨年9月号で、「『新常態?』 まだそのときではない」という一文を呈した。今回はその続きである。新常態(ニュー・ノーマル)を語る前に、いままで常態だと思っていたものが、本当に常態なのか。もと...
昔は物を思わざりけり フランス文学者の渡辺一夫(1901~1975)は、随筆「老耄回顧」(1972)に、「昔は物を思わざりけり」と、自分を嘆き、鞭打つような言葉を書いた。 夏目漱石、...
正しく知って正しく警戒 新型コロナウイルスは私達に、社会活動上のとてつもなく大きな問題(労働環境・生活環境)を提起しました。「密閉した空間にしない」「人と人が密集しない」「密接した会話や...
組合は政治活動を主たる目的としていない。それを如実に示す言葉が「労働組合主義」ではなかろうか。しかし、仮に組合が政治活動を一切やらないとすれば、わが国の民主主義がまともに育たない。組合は可...
スペイン風邪からちょうど100年の2019年末発生して、世界中を震撼させたコロナウイルス騒動であるが、収束には道遠しだ。 スペイン風邪は、世界人口20億人当時、1億人近くが亡くなった。...
選挙は続く 長い選挙であった。11月3日の投票が終わって、ニューヨークタイムズが「BIDEN BEATS TRUMP」(バイデン勝つ)とヘッドラインに大見出しを掲げたのは11月7日だった...
官尊民卑は全体主義に直結する 敗戦後75年のデモクラシー・ロードを歩いてきたにしては、第99代首相のデモクラシー認識に疑問符がつく。日本学術会議会員推薦者の任命拒否問題である。推薦者10...
はじめにコミュニケーションありき わが国において、コミュニケーション(communication)という言葉が、人々の口の端に上るようになったのは敗戦後である。75年程度の歴史があること...
違和感があるコピー 臨機応変というべきか、目端が利くというべきか、新常態なる言葉が登場した。「会わずに顧客開拓、ネット活用、営業新常態」とか、「中銀が金融緩和、カネ余り、不動産に追い風の...