治者と被治者の自同性
6月17日、代議士の山尾志桜里氏がこの任期いっぱいで政界を引退する旨の発表をした。気骨のある政治家として筆者も注目していた議員のひとりであり、ここでのリタイアは正直残念な気もする。憲法審査...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
6月17日、代議士の山尾志桜里氏がこの任期いっぱいで政界を引退する旨の発表をした。気骨のある政治家として筆者も注目していた議員のひとりであり、ここでのリタイアは正直残念な気もする。憲法審査...
とある企業の株主総会に参加したときのことです。おそらく自社の管理職や営業マンではと思われる方々が議場のそこかしこに陣取り、議長が会社概況などを一通り説明した後の、「何かご質問はございません...
昨年来のコロナ禍による生活と社会の激変は、浅はかな人間どもの予測を超えて、さまざまな領域に及んでいる。筆者のテーマである地域生活ももちろん例外ではない。この100年、望んでも得られなかった...
6月11日に2回目のワクチンを接種した。 1回目はほとんど副反応が起きないが2回目は副反応が出ることが多いとの情報が多い。若い女性は高熱などの副反応が出ることが多いらしいが、高齢者なら...
歴史を逆流させないために 1989年に東西ドイツの間に立ちはだかったベルリンの壁が崩された。ドイツ人が自由に東西往来できるようになったのは、もちろん素晴らしい。さらに世界中の人々が感動を...
ハイビスカスは次々に花をつけるが、 一つの花は一日で萎んでしまう。 花が実在するのは、 いま、この時だけ。 <「実在する時間」ケント...
昨年9月号で、「『新常態?』 まだそのときではない」という一文を呈した。今回はその続きである。新常態(ニュー・ノーマル)を語る前に、いままで常態だと思っていたものが、本当に常態なのか。もと...
コロナ禍の先行きがいっこうに見えない中、5月は2度にわたって東京などに対する緊急事態宣言の延長、北海道などへの適用拡大などが決まった。これほど政府のコロナ対策が場当たりの失策であることを示...
夏目漱石『こゝろ』を読んで ライフビジョン学会の読書会で、夏目漱石(1867~1916)『こゝろ』を読んで考えたことを紹介したい。 『こゝろ』は、1914年に『朝日新聞』に連載発表さ...
文芸春秋6月号で日本共産党の志位委員長が、尖閣諸島での中国海警局領海侵犯に対して非難の談話を発表している。その内容は執拗な領海侵犯の撤廃を求めるというものである。同じ共産主義であり日本共産...
我が総理は仮定の話や未来予測ができないようだから、代わりに筆者がオリンピック開催のワーストシナリオを予測することにしよう。対コロナ戦に関して筆者は本欄で、「スガのノーガード戦法」に至る考え...
緊急事態宣言に沖縄県が加わったと思ったら、それに合わせてまたもや緊急事態宣言が延長された。現在の状況で緊急事態宣言の延長はやむなしと思うが、それにしても2回目以降の緊急事態宣言は本当に緊急...