
requiem
このところずっと、枯れたひまわりを描き続けている。 タイトルは、慰霊の気持を表現したかったのではない。鎮魂せずにいられない現実を、記憶にとどめ置かなければならない。 ...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
このところずっと、枯れたひまわりを描き続けている。 タイトルは、慰霊の気持を表現したかったのではない。鎮魂せずにいられない現実を、記憶にとどめ置かなければならない。 ...
この惨状を後世に伝えたいと思い、 黒いひまわりを描いた。 <「黒いひまわり」 画用紙・ボールペン> ◆ 熊のPOOHさん 1954年、桐...
あなた方が打ちのめしたのは、 この娘たちです。 <「ウクライナの少女」パネル板・鉛筆> 熊のPOOHさん 1954年、桐生市生まれ。22歳から...
海なし県の群馬で生まれ育った。 だからというわけでもないが魚を食べるのが不器用だ。 鯵の開きは小骨にてこずる。 そいつを食べる前にスケッチしてみた。 <「アジノヒラ...
庭に転がっていた変哲の無い、石。 私は、この「重さ」を表現してみたかった。 するとこんな絵になった。 <「Stone」ケント紙・鉛筆> 熊のPOOH...
若い頃、巴里で絵を描いていたというYさんが、庭で実った蜜柑をもってきた。朴訥とした彼は、いつも朴訥そのままの「自画像」を展覧会に出展する。 そんなYさんの蜜柑はもったいなく...
2階のベランダにある鉢植えのオリーブの木を剪定したら何者かが小枝に「冬支度」をしていた。 命というのは逞しい。 <「冬支度」ケント紙・鉛筆> ...
北風が吹いた朝、 森に沢山のどんぐりが落ちていた。 帽子を被ったどんぐりの隣に、 空っぽの帽子がひとつ残っていた。 北風が吹いた朝のできごと。 <「ACORN...
ガラスの器に水を入れてポトスの葉を一枚差した。器は水晶体となり、後ろの景色を逆さまに見せた。ガラスの器に東アジアを南北逆さまに描いた。これが私の、もう一つの「l...
この葉を一枚、切って水に差しておく。 すると根っこが生えてくる。 何という生命力だろう。 <「一葉」ケント紙・鉛筆> 熊のPOOHさん 1954年、...
「さくらんぼ」を鉛筆で描いた。 鉛筆の黒だけでそれらしく見せるのは結構難しい。 意識するのはさくらんぼの赤の「明度」である。 <「さくらんぼ」ケント紙・鉛筆> ...
ハイビスカスは次々に花をつけるが、 一つの花は一日で萎んでしまう。 花が実在するのは、 いま、この時だけ。 <「実在する時間」ケント...