匿名社会の後進性
魯迅(1881~1936)は、国民党や軍閥の卑劣な包囲網にあって、命を狙われていたから、ペンネームで言論を展開するしかなかった。50いつくかのペンネームを駆使した。 しかし、論調を見れ...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
魯迅(1881~1936)は、国民党や軍閥の卑劣な包囲網にあって、命を狙われていたから、ペンネームで言論を展開するしかなかった。50いつくかのペンネームを駆使した。 しかし、論調を見れ...
コロナによる経済の低下が懸念されている。感染者の減少により10月25日には非常事態宣言が全国一斉に解除され、ようやくトンネルの先に灯りが見えてきたようである。 コロナ禍によって疲弊し...
選挙戦は、余すところ本日を入れて5日間になった。候補者や運動員にとっては、精神的にも体力的にもきつさがピークになる。 連日、活動が終わると運動の反省をするが、20世紀後半辺りから、街頭...
10月18日から23日にかけて、中ロの艦隊が津軽海峡から太平洋へ出て南下し、大隅海峡から九州南側を北上して、ざっと3,150kmの旅をしたらしい。中ロ合同巡視活動という。 中ロがボラン...
NO.1430 第49回衆議院議員選挙の投票日まで1週間である。前首相の菅氏が自民党総裁選に出馬しないと表明してから総選挙まで約2か月間、政治が空白だったか、新しい政治の揺籃だったか――...
家計貯蓄残高がざっと2,000兆円ある。もし、金利1%あれば、20兆円の利息がつく。自民党のポスターには、岸田氏が登場して「成長と分配との好循環」とあるが、いわば家計から20兆円が消えてい...
自民党総裁選挙に比べると、新聞報道は地味だ。各政治家が選挙区に散らばって、似たような選挙戦を展開しているから、社会記事的には格別の面白さがない。 それに、いずれかの党・個人にスポットを...
米国FRBは、2022年中には利上げへ踏み切るという見方が優勢になってきた。2年物国債利回りを0.21%から0.40%にするという見方だ。 一方、この15日に1ドル=114円台をつけた...
誰が見てもわかるのは、今回の選挙公約が全党挙ってバラマキを表明していることだ。逆に言えば、与野党いずれが勝利しても、パイ分配に与るという理屈だが、どこへ、どのように配分するかは選挙戦では煮...
今回の衆議院議員選挙の選挙戦直前に、財務省の現役事務次官矢野康治氏が文藝春秋に寄稿した内容が問題になった。バラマキ政治では、国家財政が破綻するとの内容である。与野党からも選挙妨害だとの意見...
衆議院議員総選挙と同時に最高裁判所裁判官の国民審査が行われたが、これについて常々思うことがある。 日本国憲法第79条第2項に「最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院...
子供の頃、夏と冬のどちらが嫌いかという問いかけに対し「冬」と答えたひとりがいました。理由は、「寒いと死んじゃうけど、夏の暑さで死ぬなんてあまり考えられないから」。 しかし近年は、人間の...