政治家は自律せよ
選挙結果に対する論壇動向に注目している。選挙において、安倍・菅9年間の政治を問うことを期待したが、結果から見ると、この問題は焦点化しなかった。あるいは、失敗したというべきだ。 安倍・菅...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
選挙結果に対する論壇動向に注目している。選挙において、安倍・菅9年間の政治を問うことを期待したが、結果から見ると、この問題は焦点化しなかった。あるいは、失敗したというべきだ。 安倍・菅...
「1強」政治批判をしてきたので、自民党の15議席減は不満である。市民・野党共闘が伸びなかったのは残念だ。維新の3倍増は意外だった。 定員が決まっているから、結果からみれば、自民と市民・...
NO.1431 第49回衆議院議員選挙は、10月19日公示・31日投開票の日程でおこなわれた。今号は選挙期間を通して頭を離れなかったことを書きたい。それが選挙結果の全体的評価をするために...
科学立国の看板通りにいかない。世界論文発表ランキングで、日本は10位だ。2019年の官民研究開発費は18兆円だが、この10年間ほぼ横ばい。政府の国立大学への交付金が減り続けていることも大き...
おつきあいのあるランドリー主人は、いつも愛想がよろしい。会話の大方は、季節の変化、暑さ寒さから入る。当方は、長話をしないから、短い会話でも弾ませたいと一応の心積もりしてドアを開ける。 ...
群れの論理 1960~70年代には、日本人は集団主義か否かという話題がしばしば語られた。単純にいえば集団主義とは、集団(群れ)の論理がすべてに優先し、正統派はそれに忠誠心を発揮する。「あ...
「あかでめいあ」は1993年創刊、ライフビジョン学会の会員を中心とする活動報告誌です。 創刊以来29冊目の「あかでめいあ」を作ります。 募集テーマと字数 コツコツ続け...
2階のベランダにある鉢植えのオリーブの木を剪定したら何者かが小枝に「冬支度」をしていた。 命というのは逞しい。 <「冬支度」ケント紙・鉛筆> ...
出版の問題意識 40年前1981年7月、拙著『労働組合が倒産する』(総合労働研究所)を上梓した。思い出話の形ではあるが、こんにち、組合活動の手応えがなぜ薄いのかを考える手がかりとしたい。...
今月のメディア批評のテーマは、新聞、テレビの選挙報道ということになろうが、選挙の公正ということで、各社、ともかく各党の主張をそのまま平等に伝えることに終始し、見るに耐えない惨憺たるありさま...
目下、コロナ感染が減少して、一安心である。ブースター接種も検討中らしい。コロナで菅氏が辞任せざるを得なかったのだから、さらにもう一押しという理屈はわかる。しかし------ ユニセフ調...
政権党に信用――政治的慣性 政権党に相当な失点があっても、人々はおいそれとは見放さない。1960年代までは、政治家はダメでも、官僚がしっかりしている」と発言する人が少なくなかった。官僚が...