『労働組合が倒産する』から40年
出版の問題意識 40年前1981年7月、拙著『労働組合が倒産する』(総合労働研究所)を上梓した。思い出話の形ではあるが、こんにち、組合活動の手応えがなぜ薄いのかを考える手がかりとしたい。...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
出版の問題意識 40年前1981年7月、拙著『労働組合が倒産する』(総合労働研究所)を上梓した。思い出話の形ではあるが、こんにち、組合活動の手応えがなぜ薄いのかを考える手がかりとしたい。...
今月のメディア批評のテーマは、新聞、テレビの選挙報道ということになろうが、選挙の公正ということで、各社、ともかく各党の主張をそのまま平等に伝えることに終始し、見るに耐えない惨憺たるありさま...
政権党に信用――政治的慣性 政権党に相当な失点があっても、人々はおいそれとは見放さない。1960年代までは、政治家はダメでも、官僚がしっかりしている」と発言する人が少なくなかった。官僚が...
コロナによる経済の低下が懸念されている。感染者の減少により10月25日には非常事態宣言が全国一斉に解除され、ようやくトンネルの先に灯りが見えてきたようである。 コロナ禍によって疲弊し...
今回の衆議院議員選挙の選挙戦直前に、財務省の現役事務次官矢野康治氏が文藝春秋に寄稿した内容が問題になった。バラマキ政治では、国家財政が破綻するとの内容である。与野党からも選挙妨害だとの意見...
衆議院議員総選挙と同時に最高裁判所裁判官の国民審査が行われたが、これについて常々思うことがある。 日本国憲法第79条第2項に「最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院...
子供の頃、夏と冬のどちらが嫌いかという問いかけに対し「冬」と答えたひとりがいました。理由は、「寒いと死んじゃうけど、夏の暑さで死ぬなんてあまり考えられないから」。 しかし近年は、人間の...
およそスピーチなるものが、あらかじめ書いておいた原稿を読み上げるだけになってしまったのはいつごろからだろうか。もろもろの会合の挨拶から始まって、講師の講話も討論会の論者も用意の原稿を読み上...
私は1959年(昭和34年)に西武百貨店に入り、西武百貨店本店に勤務し、衣料品部門、食品部門を除く雑貨部門を担当した。その後、ショップ販売部長の発令を受けた。この部門では、従来の仕入れと販...
あまり年も食ってないころの私は、皇室について深く考えたことはなかった。皇室の運用原資は税金であることや、歴史の場面場面で皇室が担がれてきたことも認識していた。しかしある程度年がいってからは...
原因はわからないがコロナ感染者が激減中。コロナ感染者が出た原因がわからないのだから激減の理由がわからないのは当然かな? とにかく感染者が減ったので様々な規制が緩くなって、ホッとしている。 ...
祝意の表現 わたしは1963年18歳で社会人になった。それから70年代いっぱいが、社会的にもっとも民主主義的気風が強かった。70年前後から結婚する仲間が出た。男連中はほぼ素寒貧だ。チープ...