励まされる先輩記者のメディア批評
私の尊敬する読売新聞の先輩に前澤猛氏がおられる。本欄の執筆にもいろいろとご教示とコメントをいただき、時々その名が本欄に登場するのでご記憶の読者もいることだろう。前澤氏は1950年代に読売新...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
私の尊敬する読売新聞の先輩に前澤猛氏がおられる。本欄の執筆にもいろいろとご教示とコメントをいただき、時々その名が本欄に登場するのでご記憶の読者もいることだろう。前澤氏は1950年代に読売新...
防衛予算の数字について、「はじめに数字ありきではないか」と質問すると、「1年もかけて仔細に検討してきた」と答える。 質問は、はじめに数字ありきだと分析する理由をもって質問せねばならない...
戦争大好き人間は少ないはず 語り部の方々が非常に尽力されて、戦争したらいかん、平和ほど尊いものはないことを後世に伝えておられる。しかし、戦争の悲惨さをどれほど巧みに話したとしても、平和構...
敵基地攻撃能力なるものを保有すれば、相手が攻撃するのを止めるなんてことはない。反撃能力という命名? もナンセンスの極みである。 どうしてこのような幼稚な理屈を考えだすのか。岸田氏の答弁...
30日、いわゆる令和臨調が2012年の政府と日銀の共同声明を作り直して、金融緩和一本鎗だった黒田日銀の10年間を検証すべととの緊急提言を出した。 まあ、緊急と言うにはあまりにも間延びし...
少子化対策の話題が賑やかだ。日本は第二次ベビーブームの1973年の年間出生数が209万人、合計特殊出生率(以下出生率と略)は2.14だった。以後、年間出生数も出生率も徐々に下がり、2022...
黒田氏の日銀総裁期間は2期10年で、この3月に終わる。かつてのFRBグリーンスパン氏のように名議長として長期化したわけではない。 経済活動の結果としてのデフレを、原因と置き換えて、デフ...
NO.1495 ウクライナ戦争は泥沼だ。戦争には終わりのルールがないという人もいるが、そうではない。ゲーム流で表現するなら戦争はデスマッチである。 クラウゼヴィッツ(1780~183...
消費者物価の上昇が止まらない。1月20日に総務省が発表した昨年12月の前年同月比上昇率は4.0%となった。因みに一昨年12月の上昇率は僅か0.8%であった。 このインフレが景気の過熱に...
また、トヨタがやってくれました。 カーメーカーのトヨタ自動車が、カスタムカーの祭典東京オートサロンで、1980年代に登場した人気のスポーツカー「AE86」をエコカーに改造した車両を展示...
岸田内閣の特徴は、意思決定に際して大事なところで煮詰め不十分、論理の飛躍・漏れがある。これが説明不十分の中身だ。 5月8日からコロナをインフルエンザ並みの5類にする決定にしても、パンデ...
日本では、役職と給与が密接な関係にあり、役職が上になるほど給料が増えていく。出世しないと給料が上がらないシステムだ。このシステムは今でも生きて機能している。そのため、悲劇と喜劇が一緒に起こ...