衆議院議員選挙戦の「覚書」
NO.1432 RO通信先週号(no.1431)では、第49回衆議院議員選挙の投票日前日に感想を書いた。今号は選挙結果を見て、自分なりの覚書を書いておく。 「1強の弊害を正す」という...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
NO.1432 RO通信先週号(no.1431)では、第49回衆議院議員選挙の投票日前日に感想を書いた。今号は選挙結果を見て、自分なりの覚書を書いておく。 「1強の弊害を正す」という...
5月に、米国コロニアル・パイプラインがサイバー攻撃で、東海岸では石油供給が数日にわたって停止した。 米国は、犯行に関する情報提供に1000万ドルの報奨金を提供して、犯人グループを特定す...
ラ・ロシュフーコー(1613~1680)『箴言』に、――バカな人たちが同席していないと才子もお手上げ――という言葉がある。 バカというのは、いろんな含みがあって、要するに、自分の度量や...
米国FRB(連邦準備委員会)が、11月からテーパリング(金融緩和の縮小)を開始する。雇用と物価の動向を監視しながら、2022年中に完了させる。 縮小ペースは100億ドル/月のペースであ...
枝野氏が辞任する。党首力がどうだとか、枝野個人商店だと指摘される。 人気稼業だから、見てくれも大事だろう。なるほど、枝野氏に「花」があるかといえば、ない。忘れてならないのは民主党時代、...
選挙結果に対する論壇動向に注目している。選挙において、安倍・菅9年間の政治を問うことを期待したが、結果から見ると、この問題は焦点化しなかった。あるいは、失敗したというべきだ。 安倍・菅...
「1強」政治批判をしてきたので、自民党の15議席減は不満である。市民・野党共闘が伸びなかったのは残念だ。維新の3倍増は意外だった。 定員が決まっているから、結果からみれば、自民と市民・...
出版の問題意識 40年前1981年7月、拙著『労働組合が倒産する』(総合労働研究所)を上梓した。思い出話の形ではあるが、こんにち、組合活動の手応えがなぜ薄いのかを考える手がかりとしたい。...
今月のメディア批評のテーマは、新聞、テレビの選挙報道ということになろうが、選挙の公正ということで、各社、ともかく各党の主張をそのまま平等に伝えることに終始し、見るに耐えない惨憺たるありさま...
政権党に信用――政治的慣性 政権党に相当な失点があっても、人々はおいそれとは見放さない。1960年代までは、政治家はダメでも、官僚がしっかりしている」と発言する人が少なくなかった。官僚が...
コロナによる経済の低下が懸念されている。感染者の減少により10月25日には非常事態宣言が全国一斉に解除され、ようやくトンネルの先に灯りが見えてきたようである。 コロナ禍によって疲弊し...
今回の衆議院議員選挙の選挙戦直前に、財務省の現役事務次官矢野康治氏が文藝春秋に寄稿した内容が問題になった。バラマキ政治では、国家財政が破綻するとの内容である。与野党からも選挙妨害だとの意見...