「 論 考 」一覧

「まとも」の追加

「まとも」の追加

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  ヴィクトール・E・フランクル(週刊RO通信no.1613)が、ナチの強制収容所にいた体験で、次のような話も残した。  「人間は、なんらかの定型に嵌めら...

中央銀行の使命

中央銀行の使命

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  アメリカでは、トランプがFRB議長のパウエルに、利下げをしなければ解任だと恐喝まがいの圧力をかけた。世界を相手に高関税を振り回す。経済学者のクルーグマン...

トランプがウクライナを見放せば

トランプがウクライナを見放せば

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  アメリカのルビオ国務長官が、「ウクライナ・ロシア和平交渉について、両国が具体的提案を示さねば、アメリカは仲介から手を引く」と警告した。  トランプが仲...

信頼を捨てたアメリカ

信頼を捨てたアメリカ

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  大統領就任100日の、トランプ支持率は39%、不支持率は55%で、トランプ一派には不本意だろう。しかし、考えてみれば至極当然の結果である。  最大の理...

「ここには尽きない問題」を考える

「ここには尽きない問題」を考える

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ) ――先日始まった大阪・関西万博は、開催の経緯についての批判も多かったが、開催後も、SNS上では、連日の批判が止まない。そもそも、万博とはどのようなものな...

心を届けるポストマン

心を届けるポストマン

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  郵便局の7割で、貨物自動車運送事業法に定められた乗務前後点呼義務が果たされていないという。新聞記事を読んでも、通り一遍で、問題に接近していないような気が...

あなたが抜けても会社は動く

あなたが抜けても会社は動く

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  今回のゴールデンウイークは、4月26日から27日、29日、5月3日から6日である。いわく、飛び石連休だ。途中の4日を全部つなげば11連休になる。連休の間...

驚いた、防衛省のセンス

驚いた、防衛省のセンス

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  トランプが、米軍駐留費用に言及したことについて、防衛省は「想定外であった」と報道された。おそらく、安倍内閣時代から防衛装備を馬鹿買いして、防衛予算もGD...

錯乱トランプ関税に反発の動き

錯乱トランプ関税に反発の動き

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  なんといっても、錯乱状態としか見えないトランプの行動を牽制するのはアメリカの人々が大事だ。関税発効の一部を90日間延長したのも、いわば足元の問題が大きい...

さすが、ハーバード大学

さすが、ハーバード大学

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  トランプ政権の教育省は、全米の大学に対して、政権の方針に従わなければ助成金をカットすると露骨に脅迫している。3月、60の大学機関に、反ユダヤ主義的な嫌が...

メインテーマはお飾りか!

メインテーマはお飾りか!

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  わたしは、見世物小屋がもともと好みではない。関西・大阪万博について、批判を書いても意味がないと考えていた。しかし、ささやかな提言くらいはしておきたい。 ...