「 論 考 」一覧

ムラへの忖度か?

ムラへの忖度か?

筆者 斉藤和吉(さいとう・かずよし)  人工知能AIが、身近になってきているというが、私自身はあまり実感がない。  実はこれもAIのおかげだと教えられてわかったが、今のところ、車両の衝突...

市民の良識

市民の良識

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  イスラエルが在シリアのイラン大使館を攻撃した報復として、イランが大規模な空爆をおこなった。直後イランはこの件はこれで終了と発表したが、イスラエルがさらな...

政治家は戦争を管理できない

政治家は戦争を管理できない

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  4月14日未明、イランのイスラエル攻撃が世界中に衝撃を与えた。16日新聞各紙は、「イランの攻撃 報復の連鎖 総力で断て」(朝日)、「イランの攻撃 関係国...

おカネより働き方だ

おカネより働き方だ

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  公立学校小中教員には、現在基本給に4%のみなし残業代が支払われている。これは1972年教員給与特措法で決められた。根拠は、66年調査で残業が8時間程度だ...

顔を洗ってお帰りください

顔を洗ってお帰りください

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  岸田氏の米国議会演説は上首尾だったはずである。ただし、演説の受けが良かったことが日本の人々にとって上等かどうか、おおいに疑問がある。  むしろ、岸田氏...

華麗なる骨休みと、大きなツケ

華麗なる骨休みと、大きなツケ

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  日米首脳会談後の共同記者会見で、岸田氏は、「世界の未来を守る」と気張った表現をした。抽象的な表現であるし、偽らざる気持ちの表現であるとしても、実力を考え...

労働組合の原理と資本主義の視点

労働組合の原理と資本主義の視点

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ)  ―停滞・衰微が甚だしい労働組合は、労働組合をなす「原理」を思い起こし、運動の歴史を顧みて、立ち向かうべき根本問題を、資本主義を乗り超えることにあるとし...

カイロでの交渉に注目

カイロでの交渉に注目

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  なぜ、イスラエルは執拗にガザ攻撃を続けるのか。  イスラエル軍(IDF)によると、ガザ攻撃以前の昨年10月7日時点では、ハマス戦闘員がおよそ3万人いる...

相容れない法律と社会常識

相容れない法律と社会常識

筆者 高井潔司(たかい・きよし)  訴訟、裁判は法に照らして厳密に運用、執行される。時に世間の常識から外れることがあり、悲劇、喜劇が生まれる。4月から始まったNHKの朝のドラマ「虎に翼」は...

どこまで続く泥濘ぞ!

どこまで続く泥濘ぞ!

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  裏金問題に関して、自民党が39人の処分を発表した。  離党勧告は、塩谷立、世耕弘成の2議員、党員資格停止が3人、役職停止が17人、戒告が17人である。...

知性的でない事例

知性的でない事例

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  「わたしは、自分が知らないということを知っている」というソクラテス(前470~前399)の言葉がある。これは奥行きが深い言葉である。  賢くなればなる...