「 論 考 」一覧

やり過ぎじゃないの長嶋報道

やり過ぎじゃないの長嶋報道

筆者 高井潔司(たかい・きよし)  読売ジャイアンツの長嶋茂雄終身名誉監督が6月3日亡くなった。新聞、テレビは当日からニュース番組だけでなく、特集や連載を組んで、大々的に報道した。NHKは...

歴史観を堅実に

歴史観を堅実に

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  わが労働運動の冬の時代に、幾多の困難を乗り越え路を切り開き、その人生を全うした先駆者の中で、自伝を残しているのは、歴史上二人しかいないと思う。鈴木文治(...

敗戦後労働運動の出発―3

敗戦後労働運動の出発―3

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき) 【55年体制】 財界の危機感  社会党が統一したのは1955年10月13日、保守合同によって自由民主党が発足したのは11月15日である。2大政党ではあ...

敗戦後労働運動の出発―2

敗戦後労働運動の出発―2

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき) 【2・1ゼネスト後】 占領政策転換  1947年5月3日、日本国憲法が施行された。その直前3月20日、参議院選挙で社会党は47議席・自由38議席・民主...

野党の拙攻が続く「令和の米騒動」

野党の拙攻が続く「令和の米騒動」

筆者 高井潔司(たかい・きよし)  「令和の米騒動」が続いている。国会では、小泉・新農相の備蓄米の緊急放出をめぐって、野党の党首まで投入して委員会質問が行われた。しかし、テレビ報道を見る限...

敗戦後労働運動の出発-1

敗戦後労働運動の出発-1

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき) ――取り扱う歴史的要点は、敗戦後から1960年の反安保闘争・三池争議までとする。歴史に切れ目はない。敗戦後労働運動の出発という視点を置いたら、反安保闘争・...

社会運動ユニオニズムと階級形成

社会運動ユニオニズムと階級形成

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ)  ―ある政治学者から、米国において暴走する資本に抗い、それを規制・管理するためには、米国労働組合が、社会運動ユニオニズムにより、広範な労働者を階級的視点...

韓国大統領選挙まで一週間

韓国大統領選挙まで一週間

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  尹錫悦大統領の戒厳宣言に始まった韓国政変は、新しい大統領があと1週間で選ばれる。  意識調査結果では、李在明(共に民主党)46.7%、金文洙(国民の力...

農水相更迭に隠れた意味?

農水相更迭に隠れた意味?

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  失言にもいろいろあるが、農水相をお払い箱になった江藤のスピーチは、論旨がまるでなっていない。むしろ、総すかん食らった部分は、いちおう意味が分かる。いった...

君たちは「媚びる」政治家だ

君たちは「媚びる」政治家だ

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  自民党の森山幹事長が、「国債残高1182兆円で余裕がない。財源を伴わない減税の政策はポピュリズムだ」と批判した。  さすがは政権を長期に担ってきた自民...