「 2022年 」一覧

マスク的教材

マスク的教材

 民主主義というのは、1人の意見・行動が他者と同等において、表明され、自由に行動できることだ。あらかじめある人の意見・行動が他者の異議申し立てに対してあきらかな優位性をもつのではない。  ...

流されっぱなしの岸田氏

流されっぱなしの岸田氏

 宮沢喜一氏(1919~2007)が、自民党内の極右思想の人々をなだめすかすのに非常に苦労したと回顧した。氏は宏池会の、岸田氏の先輩である。  いかにもリベラル、ハト派の弁のようだが、客観...

バカは止めよう

バカは止めよう

 戦争の大義という言葉がある。大義に基づいて人々は戦争する(させられる)。  ウクライナ戦争は、戦争ではない。プーチンが特別軍事作戦と称しているから、ロシア国内では戦争ではない。ウクライナ...

こんにち的玉砕論

こんにち的玉砕論

 自民党が、避難シェルター議員連盟なるものを立ち上げた。  ただいまは、もっぱら反撃能力論が盛んで、日本を攻撃しようとする相手を叩けば、万事よろしいというまことにナンセンスな話で、ついては...

賢人会議?

賢人会議?

 賢人会議には、さぞかし泰斗が集まって議論されるのだろうと期待していたが、新聞報道は力が入っていない。それもそのはずだ。  岸田氏は、被爆した広島出身をしばしば口にするが、そもそも、性根が...

戦争を引き寄せる愚

戦争を引き寄せる愚

 政府与党の防衛論議が理解できない。  安全保障環境がよくないのであれば、まず、議論すべきは緊張緩和を図ることについてだろう。  自衛のための軍事力を強化すると抗弁しても、敵基地攻撃能力...

商売繁盛を期待

商売繁盛を期待

 家代々の職業を家業というが、自分はまったくそんなものを意識せずに生きてきた。なにしろ家系には代々継ぐような専門的仕事に就いた人がいない。  ご近所の酒屋さんは、先代の主人が開業されたよう...

お粗末、暴走する岸田采配

お粗末、暴走する岸田采配

 岸田氏は自民党総裁選出馬の際、2020年からのコロナ関係取り組みを検証・総括して、コロナ取り組みの司令塔を作ると公約した。  しかし司令塔らしきものが、人々に取り組みの仔細や、理解を深め...

ナンセンスな日本の立ち位置

ナンセンスな日本の立ち位置

 あっけらかんとした感があるアメリカの気風は美徳であるが、他国が、自分と同じ考え・行動をするべしという気風は傍迷惑だ。善意であっても、押し付けは悪意になる。  民主主義の大国であることはま...

連合春闘の壁

連合春闘の壁

 本日、読売新聞社説は「連合5%要求 大幅賃上げの転換点とせよ」と、全面的に連合5%要求を支持した論調を掲げた。全国紙が支持してくれるのは、反対されるよりは上等だ。  筆者は、連合春闘の成...