衆議院選挙の最大課題
民主主義は、具体的政策決定において、論議して、可能な限り合意の質を高めなければならない。単に、数が多ければよいのではなく、少数意見であっても、大事な部分を尊重して、合意の質を高める中に採り...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
民主主義は、具体的政策決定において、論議して、可能な限り合意の質を高めなければならない。単に、数が多ければよいのではなく、少数意見であっても、大事な部分を尊重して、合意の質を高める中に採り...
連合の新会長に、芳野友子氏が就任する。連合副会長からの昇進であるが、所属産別でも副会長である。従来は、すべて産別の会長からの就任なので、異例といえば異例である。 労働界のトップリーダー...
岸田内閣発足。前評判では、早くても10月26日公示・11月7日投開票で衆議院議員選挙と予想されていたが、岸田氏が、10月19日公示・10月31日投開票に踏み切った。 現議員の任期満了が...
普天間基地の米軍が違法投棄した有機フッ素化合物汚染水の処置を日本政府が自腹でやる。36万キロリットルを9,200万円で業者に委託して処理する。 沖縄県が抗議しているにもかかわらず米軍が...
NO.1427 日本の保守党の伝統は、選挙に強いことである。選挙技術に優れている。草の根保守主義といわれるほどに、したたかに根を張っている。選挙で勝たねば、いかに理屈を言っても仕方がない...
今朝の社説はいずれも自民党役員人事に対する内容である。 朝日は、「これが『再生』の姿か」、読売は、「岸田カラーは発揮できるか」、毎日は、「改革に逆行する党人事だ」と題した。 とくに...
ノーサイドは試合終了であるが、自民党的には、さらに「なんでもあり」という含意もありそうだ。 予想してはいたが、岸田氏の初仕事は実に面白みがない。岸田氏は業界陰口では、優柔不断、面白みの...
人間はいろいろな発明をしてきた。とりわけ、「共同生活=社会」の発明がなければ、他の動物と同じであったにちがいない。あまりにも当然すぎて、ふだんは社会に感謝する気持ちはない。人間は社会を離れ...
9月は菅首相の退陣という思わぬ動きをきっかけに自民党の総裁選挙が繰り広げられた。衆議院選挙が直後に行われるというのに、テレビのワイドショー、ニュース番組は自民党にハイジャックされた観があっ...
朝日新聞9月25日の、「異論のススメ スペシャル」に、佐伯啓思氏による――「国民主権」の危うさ――と題する文章が掲載された。同氏は保守の立場から様々な事象を論じておられ、随時掲載すると紹介...
菅総理の運は尽きた。今回は菅総理の運とツキについて考察してみたいがその前に。 本欄では紹介してなかったが、菅総理が辞任を決断したら、厄介なことになるとひそかに考えていた。それもこんな形...
9月17日から続いていた自民党総裁選は、NHKや地上波の民放ワイドショーもちょっとしたお祭り騒ぎだった。事実上、次の総理大臣を決める選挙とのことで注目されていたわけだが、筆者はどうも腑に落...