「 論 考 」一覧

閉会中審査

閉会中審査

 国会閉会中でも、衆参両院の常任委員会・特別委員会は、議院の議決があれば閉会中審査をおこなう。どうにかこうにか、今回閉会中審査をおこなう模様である。当たり前だ。  議員は議会において論議す...

危機は政治家が作る

危機は政治家が作る

 ペロシ訪台に抗議報復する中国の演習は、台湾の海上・空域封鎖である。以前から検討していた内容が表面化した。  台湾海峡とバシー海峡が封鎖されると、生活を輸入に頼る台湾は動きが取れない。 ...

混迷のハーケン

混迷のハーケン

 米国11月の中間選挙で、民主党の敗退が予想される。ペロシ氏は議長職を去るので、訪台がセンチメンタルジャーニーで、レガシーを作るという説もある。  センチメンタルジャーニーならば、個人的趣...

信頼できるか!

信頼できるか!

 恐るべき破壊と殺戮の兵器を政治家と軍人の手に持たせている。  権力を握っている諸氏が「人間の尊厳」(基本的人権)の意味を、十二分にわかって行動しているだろうか。  彼らの多くが、恰好つ...

軽挙妄動

軽挙妄動

 外交の原則はお互いの内政に干渉しないことだ。それをやれば喧嘩外交である。ペロシ氏訪台は、いまのところ中国の厳しい軍事演習という対抗策だが、そうでなくても米中関係は根本的対立にあり、事態悪化...

オデーサを出航

オデーサを出航

 8月1日、ウクライナのオデーサ港から、トウモロコシ2.6万トン積載した貨物船ラゾーニがレバノンをめざして出発した。  7月22日に積み出し合意して、翌23日にロシアがオデーサを砲撃して、...

顔を洗って出直せ

顔を洗って出直せ

 聖域だらけの予算概算要求基準で、今朝の朝日新聞社説は、「役割放棄も同然だ」と批判する。その通りである。  だいたい、聖域とはなんだ! 神聖侵すべからずで、比喩的に手を触れてはならない意味...

岸田内閣は仕事をせよ

岸田内閣は仕事をせよ

 じゃんじゃん感染拡大しているが、当面の具体策は「やっている」感を演出する内容で、拡大防止策にはなんら役立たないだろう。  一方、政府は、第7波が収束後、コロナの感染法上2類相当を見直して...

闘うFRB

闘うFRB

 米FRBが政策金利を0.75%引き上げて、金利は0.25~0.50%になった。  FRBの狙いは明確で、トランプ時代に猛烈なインフレを招いた結果を解消するために行動している。  目標は...

ようやく五輪疑惑にスポット

ようやく五輪疑惑にスポット

 五輪組織委員会理事であった元電通専務のAOKIとの贈収賄疑惑が問題になっている。  2年前ロイターが五輪招致疑惑で、同氏が招致委員会から9億円を受け取りロビー活動したが、金銭疑惑ありとし...

問われる西側の中身

問われる西側の中身

 ロシアがノルドストリーム1の点検と称して、ドイツ向けガス供給を8割減にした。部品の点検でなく、制裁の対抗としての措置である。  米欧は、いよいよロシアが切り札に手をつけたという理解だろう...

岸田口だけ公約のツケ

岸田口だけ公約のツケ

 コロナ感染拡大急ピッチ、病院はお手上げ。重症患者を救うと看板を掲げるが、全体の拡大を抑える方法はほぼない。ここまで来れば、岸田内閣が当所からサボタージュをおこなっていたことは隠しようもない...