「 論 考 」一覧

コロナ対策がとんちんかんだ

コロナ対策がとんちんかんだ

 ウイズコロナ路線(?)に、いつから変更したのか。ウイズコロナとはなにか? 単に社会経済活動と合わせて対処するというだけか。  そもそも全数把握の簡素化をいうが、ウイズコロナをいうのであれ...

大混乱の2023年度概算要求

大混乱の2023年度概算要求

 2023年度概算要求は110兆円、国債依存などまるで眼中にない能天気ぶりで、重要施策は事項要求(項目だけで金額不明示)という粗雑さだ。  防衛費は5兆5947億円、もちろん過去最高である...

岸田氏の欠陥はポリシーである

岸田氏の欠陥はポリシーである

 今朝の読売社説は「首相記者会見 政策遂行し着実に成果出せ」と題して、政策決定は十分に検討せよ、明確な戦略を立てよと、抑え目ながらも岸田氏に注文をつけた。  記者会見で岸田氏は、「政治に対...

ゴルビー、ご苦労さま

ゴルビー、ご苦労さま

 ゴルバチョフ氏が亡くなった。暗殺されかけたこともあるが、寿命をまっとうしたといえる。波乱万丈の政治家生涯だった。  1985年書記長の座を射止めたときの最大のバックボーン、グロムイコ外相...

虚心坦懐に学ぶ

虚心坦懐に学ぶ

 第8回になるアフリカ会議(TICAD)が27~28日、地中海に面するアフリカ北部のチュニジアで開催された。日本がさまざまな困難を抱えたアフリカ諸国の経済発展を軸に応援するのは大きな意義があ...

ウクライナ戦争を挑発したアメリカ

ウクライナ戦争を挑発したアメリカ

 今朝の朝日新聞は、アメリカの元外交官による証言などから、プーチンのウクライナ侵攻への流れは、2007年当りからだろうとする記事を掲載した。  ただし、この記事は客観的ではない。アメリカが...

立憲民主党再建の焦点

立憲民主党再建の焦点

 立憲民主党が、幹事長に岡田克也・国対委員長に安住淳・政調会長に長妻昭・選対委員長に大串博志の4氏が再登場して、泉健太代表のもとで党再建に臨む。  子ども神輿を大人が担ぐ感があるが、とにか...

誰のために鐘が鳴る

誰のために鐘が鳴る

 安倍氏国葬まで1か月になった。  岸田氏は、保守層の突き上げが強かったので、法的解釈はいかにも官僚の考えそうな内容で、安倍氏の国葬を早々表明した。拙速、未熟慮の見本である。  寄木細工...

岸田ポリシーに疑問あり

岸田ポリシーに疑問あり

 岸田氏は、課題に対する基本的方針が見えない。というより、いわゆるポリシーを持たないリーダーのようにしか見えない。  コロナ感染問題は、そもそも2020年以来の取り組みを徹底検証して今年6...

核兵器は自殺手段である

核兵器は自殺手段である

 ロシアのウクライナ侵略半年だ。まさに膠着状態だが嫌な感じだ。大国が介入の動きを見せないのが1つ。ロシアが比較的静かなこと、ウクライナの反撃は予定されているようだが、水面下の動きはわからない...

政治家の倫理観を考える

政治家の倫理観を考える

 政治家に倫理を問うのは政治を知らない者の考え方だという。  その理屈がなぜ成立するのか。敷衍すると、国家が倫理を問われないことになる。なるほど、プーチンの戦争を見ればその通りである。 ...