本当の勝者はいない
名護市長選挙は現職の稲嶺進氏が僅差で敗れた。例によって、対立候補は辺野古移転問題を正面から扱わない。建設容認も明言しない。 一言でいえば、人々は反対しても止められないという諦め感がある...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
名護市長選挙は現職の稲嶺進氏が僅差で敗れた。例によって、対立候補は辺野古移転問題を正面から扱わない。建設容認も明言しない。 一言でいえば、人々は反対しても止められないという諦め感がある...
トランプ氏らは対北朝鮮「bloody nose」(鼻血作戦)なるものを検討しているらしい。いわく、北朝鮮が最後の暴発をしない程度の、精密にして制限的な打撃を与えるという。 酒場でカウボ...
予算委員会で、岸田政調会長が安倍氏に対して財政健全化の決意を質した。 安倍氏は「不退転の決意でやる」と答弁した。 さらに岸田氏が、「財政健全化の見通しがない中での財政出動は将来不安...
『孟子(公孫丑)』に次のような言葉が並ぶ。 無惻隠之心、非人也(憐みの心のないものは人ではない) 無羞悪之心、非人也(悪を恥じ憎む心のないものは人ではない) 無辞譲之心、非人也...
1月30日、トランプ氏の一般教書演説で、わたしが気になったのは、北朝鮮を極悪と主張したことだ。 韓国駐在米国大使がトランプ政権になってから決まっていない。ブッシュ政権で6か国協議次席代...
モリ・カケ騒動が示しているのは、程度の悪い政治家を守るために官僚が獅子奮迅の活躍をするのであるが、その結果、官僚もまた程度が悪いことを天下にさらしたのである。 登場する政治家と官僚を比...
イギリスのブレグジットが目下混沌中らしい。 企業などはEUの関税同盟に残留することを希望しているが、メイ首相はEU対策ならぬ国内政治工作に腐心していて、EU離脱ということ以外には動きが...
わたしが20代だった50年前は、いまよりもうんと貧しかったが------ a 少なくとも過労死を問題にするような残業の考え方はなかった。 b 労働時間については1日8時間・週40時...
トランプ氏がダボス会議でTPP復帰検討とスピーチした。また、全体に日ごろとは異なって上品にやったそうだ。 読売社説(1/28)は「トランプ氏の真意は見えない」として、あたふたするなとい...
松本文明内閣府副大臣が、沖縄でヘリ不時着問題を追及した志位議員に対した「それで何人死んだのか」と野次を飛ばした。本音である。 この人は都議からの叩き上げだが、最初から自民党筋でもなにか...
科学論文の改ざん事件がまたまた発覚した。 単純な話、共同して作業しているメンバーが見抜けないのは、本来の共同作業が成立していないことは間違いない。 各人が自分の仕事を抱え込んで専門...
わが国の首相氏の言葉に中身がないので、面白くないというのが、日ごろのわたしの不満である。 しかし、案外正直なお人柄かと思わされる発言も飛び出す。 いわく、「プライマリー・バランスに...