「 論 考 」一覧

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破壊

 トランプ氏がティラーソン国務長官を解任。バノンに続いて政権中枢の2人を切った。  トップのパワーの1つは、情実に流されず部下を切ることであるが、さて。  言葉遊びで恐縮だが、「トランプ...

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大人世代の自立こそ!

 18歳成人法案を巡って、読売は「青年の自覚」、日経は「18歳の自立」などの言葉を掲げる。  至極もっともなのではあるが、実は、その前提は彼らが背中を見ているところの先輩世代の「自立」にこ...

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いい加減にするな、目を覚ませ

 仮に、たまたま昭恵女史が小学校の名誉校長に奉られて、それを籠池夫妻が悪用したのであれば、財務省の諸君が勝手にオーバーランしたのであるが、少なくとも改ざんされた文書の内容からすると、昭恵女史...

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思い込みと過信

 トランプ・金正恩会談が実現する動きが出て、政府は大慌てであろう。  昔からわがほう独特の未来物語を作って、いつの間にかそれが全面的事実のように信じ込んでしまう悪しき性癖がある。  いわ...

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不良商品としての社説

 神戸製鋼の不正問題に関する報告書が出されて、朝日・読売社説を読む。いずれも、もう少しよく考えて書いてもらいたい。  そうでなければ水に落ちた犬を叩くということしか浮かんでこない。  た...

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さあ、どうする!

 南北首脳会談の合意はともかくとして、北朝鮮の「体制が保証されるならば核兵器を放棄する」というのは大きく踏み込んだ見解表明である。  もちろん、もともと体制保証のためにアメリカとの関係構築...

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つまらない

 中国の国防予算が1.1兆元(18.4兆円)で、確かに大きいのは事実だが、日本は5兆円であり、人口比で見れば、驚くほどではなかろう。  日本のメディアは中国国防費の内容が不透明で、なぜ軍備...

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コピーが踊る

 機械を作るには、設計図が作られて、それを忠実に形にしていく。  機械設計で最も重視されるのは強度の計算である。製品の恰好はついたが、使ってみたら直ぐ壊れたなんてことになってはならない。 ...

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想定外?

 外為の世界市場でドルが下落している。  アメリカ株は、株価収益率・実質市場利回り・企業収益などから見て割高だという分析が以前からある。  ここで、金融引き締めへの過剰な反応が発生したり...

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正々堂々たる歴史認識こそ

 1919年3月1日の朝鮮独立運動を記念する集会で文在寅氏が、慰安婦問題につき、「日本が終わったと言ってはならない」とし、心からの反省と和解を求めた。日本に対して特別な対応を求めなかった。 ...

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乾いた笑い声

 政府筋が対北朝鮮につき――「雑談(chat)」名目なら応じる――と対話条件を緩和したという共同通信の記事には笑った。  もちろん理由は、ご本尊が平昌五輪で高官接触を試みたりしたからだ。 ...

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人のふり見て我がふり直せ

 朝日社説(2/27)が「中国改憲案 習氏の危うい強権志向」という見出しを掲げ――独裁政治は暴走を始めればブレーキが利かない――とする。  わたしはデモクラットであるから、いずこの国であろ...