戦後の出発点は文化国家建設にあった
昔は物を思わざりけり フランス文学者の渡辺一夫(1901~1975)は、随筆「老耄回顧」(1972)に、「昔は物を思わざりけり」と、自分を嘆き、鞭打つような言葉を書いた。 夏目漱石、...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
昔は物を思わざりけり フランス文学者の渡辺一夫(1901~1975)は、随筆「老耄回顧」(1972)に、「昔は物を思わざりけり」と、自分を嘆き、鞭打つような言葉を書いた。 夏目漱石、...
3年近くにわたって新聞通信協会発行の月刊誌『メディア展望』に連載してきた「大正デモクラシー中国論の命運」を4月号で終えた。連載は、私がかつて教鞭を執った桜美林大学の創設者清水安三、吉野作造...
多様な知の地平を切りひらく? 朝日新聞夕刊に「にじいろの議」という欄がある。――多様な知の地平を切りひらく気鋭の寄稿を月1回掲載します――と説明がついている。4月14日(水)夕刊には「コ...
総理のコロナに対する発言で、「予想を超えたもの」というのには驚いた。開いた口が塞がらない、というのでは形容不足で、もはや形容すること言葉すら思いつかない。この人はどうやって思考しているのだ...
かけ声だけで遅々として進まなかった働き方改革が、とんだコロナ効果で進み始めたように、なかなか変わらなかった現金主体の取引が、とんだ銀行の手数料値上げ効果で一気に変わりそうな気配だ。 マ...
交通事故による全国の死亡者数は1970年にピークとなる16,765人となり、その後減少傾向にあったものの、1980年代中頃には再び増加し、1988年には1万人を超えました。 1990年...
4月25日に実施された衆院北海道2区・参院長野選挙区両補欠選挙、参院広島選挙区再選挙の結果は、いずれも野党候補が当選した。しかしながら、各選挙区で6,7割の有権者が意思表明をしていない。国...
よりよい記録を出すために、競技をより美しく見せるために、スポーツ用ユニフォームの素材はより薄く、カバーする面積はギリギリにまで削り込まれている。スピードスキーの「キロメータ・ランセ」では風...
感染症対策をしっかりしているお店なら大丈夫と言う友人もいるが、なかなかランチに足が向かない。でもそろそろ、対面でお喋りしたい気持ちもむくむくと沸き起こってきた。東京オリンピック聖火リレーと...
二度あることは三度ある、という諺に倣ったか、またぞろ緊急事態宣言である。連休を控えて盛り場もダメなら遠出もイケマセンというので、がぜん注目を浴びているのが身近な自然地、都市近郊に残された里...
新米のころ 職場で、上司や先輩から、「不慣れなんだから失敗は織り込み済みだ。ただし、同じ失敗を繰り返すなよ」と言われた経験が、どなたさまにもあるのではなかろうか。わたしは直接言われた経験...
自然界では日常的に「変異」が繰り返されている。 変化に対応するには自分自身がしっかりとした軸足を持たなければならない。 <「変異」A4ケント紙・鉛筆> ...