
降参75周年の思い――語り継ぐべきこと――
語り継ぐべきものは何か 戦争の体験・記憶を語り継ぐ企画は、「歴史は繰り返す」という陥穽にはまらないための知的作業の1つとして意義がある。しかし、あえて言葉を添えたい。他でもない、体験や記...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
語り継ぐべきものは何か 戦争の体験・記憶を語り継ぐ企画は、「歴史は繰り返す」という陥穽にはまらないための知的作業の1つとして意義がある。しかし、あえて言葉を添えたい。他でもない、体験や記...
赤札体験 スーパーの食品に30%引きの赤札がついていると、日ごろ心がけているはずの「ちょっと待て、急ぐ一秒、怪我一生」の慎重さを忘れる。まあ、スーパーの商品の信頼性は高いから、衝動買いで...
―――作家・広津和郎のエピソード より――― 見上げた学生 どんな話が飛び出すか――毎朝、新聞を読むとき、やや誇張して言えば期待が高まるのは「読者の声」である。傾向としては、報道されて...
苦しい時の紙頼みか なにはともあれ、COVID-19に立ち向かわねばならない。津波対策には、てんでんこ(手に手に、各自勝手に)という言葉が注目を集めたが、見えざるウイルスとの戦いにおいて...
□ 一律ベアが機能した時代 「賃金」「給与」という言葉にも、労使対等と、それ以前の時代が反映している わたしが大企業に入社したのは1963年である。当時は、給料・給与・賃金という言葉が...
「逆境の資本主義」論 日経新聞が年明けから「逆境の資本主義」という企画を開始した。これについては週刊RO通信no1284(2019.1.7)、no1337(2020.1.13)も参照して...
学ぶことから組合活動が起こった 組合活動は、18世紀後半から産業革命のイギリスで自然発生的に誕生した。はじめに理屈があったのではない。産業革命の波に乗って、当時の産業家はどんどん発展した...
末川博が見た暗黒時代 エリートの旧制高校 旧制高校は1894年(明治27)の高等学校令によって設置された。大学の予備教育を施す目的で作られた。1908年には官立旧制高校は一高から八高ま...
職場が荒れている。慣れてしまってはまずい。日常的光景を歴史的に考えてみよう。産業や経済の発展のみならず、健全な社会のためには健全な働き方を復興させなければならない。このままで日本は大丈夫な...
カント(1724~1804)は、主観が客観に従うのではなく、客観が主観に従い、主観が客観を構成していると考えた。これをコペルニクス的転回と称した。カント没後215年のいま、われわれが重たい...
日時:2019.05.25 14:30-17:00 於ハロー貸会議室半蔵門/千代田区平河町 私のメディア論 第1部 体験的新聞論―読売新聞記者時代(1972—99年)は7月1月巻頭で 私...
高井: 私のいた大学では最終講義がないと、ライフビジョンの奥井礼喜さんにこぼしたところ、じゃあライフビジョン学会で主催し実施しようとの話になった。 今日は大変な専門家がいっぱい来ている...