新元号に異議あり
「令和」というのはどうも好きになれない。 令の字には、「よい」とか「りっぱな」という意味もあるが、現代での使用で真っ先に思い付くのが、命令の令である。平成が水平的な感覚とすれば、令和は...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
「令和」というのはどうも好きになれない。 令の字には、「よい」とか「りっぱな」という意味もあるが、現代での使用で真っ先に思い付くのが、命令の令である。平成が水平的な感覚とすれば、令和は...
4月1日にイギリス議会のEU離脱代替4案が再度否決された。 関税同盟に残るとした保守党ニック・ボールズ院内幹事の提案は、273対276の3票差で否決された。惜しいところであった。 ...
津田左右吉(1873~1961)は『我が国民思想の研究』で、奈良時代あたりまでの外来文化が国民生活から遊離していたことを主張した。貴族だけのものじゃないかというわけである。 これに対し...
統一地方選挙が始まり、引き続いて参議院選挙が近づく。 参議院選挙の野党共闘がのろのろもたもたしている。立憲民主党が野党第一党としての牽引力を発揮していないからだろう。 統一地方選挙...
NO.1296 統一地方選挙が始まった。『アメリカの民主主義』を著したトクヴィル(1805~1859)は「地方自治体こそ自由な人民の力である」と説いた。いたるところ多士済々だ。多芸多才が...
トランプ氏が、内輪、つまり支持者の集会で威勢よく、かつ上品でなく大放談をやった。いわく、 「あいつら病気だ。すべてが嘘で、奴らもその嘘を知っていたのだから、責任をとらさねばならん」 ...
メーデー今昔しのぶれば 今年のメーデーは第90回目であった。わが国のメーデーは、1920年が第1回で、35年の第16回を最後に軍国主義下の専制政治で禁止された。敗戦後46年の第17回メー...
春闘では賃上げと並んで正規・非正規の格差問題など、働き方改革を巡る動きが注目されます。 ライフビジョン学会は2019年2月23日(土)午後、国立東京オリンピック記念青少年センターにおい...
宮沢賢治は自らの詩を心象スケッチと表現した。心象スケッチとは、「その時見たもの、感じたものを表現する、いわば彼ら自身の内部に反響する感情や心象を写しとることである」という。(岩手県花巻市・...
イギリスの政治は、EU離脱問題で振り回されて大混迷だ。 喫緊の政治的駆け引きはともかくとして、政治指導者が大局観を持ち合わせていないか、あるいは、何かの事情で道を誤ったのが諸悪の根源で...
3月は中国担当記者にとって、稼ぎ時である。年に1度の全国人民代表大会(国会に相当、全人代)が開かれ、各種法案が審議、採択されるが、何より開会冒頭、国務院総理(首相)が1年を総括し、新年度の...
この小論は、ポピュリズムについて考える。いったいポピュリズムとは何か? おおざっぱに、大衆の関心である利益・権利・願望・不安・恐れなどに便乗して、政治的リーダーシップを掌握して、いかにも民...