「 2018年 」一覧

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正直対嘘つき

 自民党総裁選に石破茂氏が立候補する。  訴えの柱は「正直・公正 石破茂」だという。愚直な表現だが、安倍氏に対抗する基本姿勢としては、然りしかりである。  東京医大入試不正事件で、抗議す...

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折れない

 夏目漱石(1867~1916)『吾輩は猫である』の、名前のない猫は、そこいらのへなちょこ知識人とは大違いで、いまも通用する言葉を残した。  「長いものには捲かれろ、強いものには折れろ、重...

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建築家の言葉

 建築家の隈研吾さんの興味深いコメントである。  「規模が小さければ、携わる人も少なく、思い切った素材や工法に関して大胆な実験がやりやすい」  たまたま中小労組組合役員のインタビューをや...

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大新聞

 1882年(明治15)ごろ、新聞は大新聞と小新聞に区分されていた。  大新聞は、東京日日、郵便報知、朝野新聞など。売りは論説主体で、4号活字だった。漢字が縦横に使われているが、振り仮名は...

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価値観がない政治

 昨日、広島で安倍氏が「近年、核軍縮の進め方について各国の考え方の違いが顕在化している」とスピーチした。  何を言わんとするのか不明。  そもそも、近年ではなく、従来から、核保有国と非核...

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単なる差別発言ではない

 自民党女性議員某による「生産性」発言を巡って厳しい批判が出ているのは当然である。  自民党の2012年改憲案を読めば、この発言は単なる差別に止まらないことが明確である。ここを押さえておき...

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ヒポクラテス以前?

 ヒポクラテス(前460頃~前375頃)は、古代ギリシャの医師で、医学の祖とか医術の父と称えられる。  迷信、呪術が支配する時代にあって、それらから脱出し、克服するのは、いまのわたしたちか...

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誰に拠って立つか

 アメリカ民主党が変わりつつあるらしい。  28歳のアレクサンドリア・オカシオコルテス女史が、ニューヨーク選挙区での民主党予備選で大物議員のジョセフ・クローリー氏を破った大番狂わせが報じら...

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国滅びて山河あり?

 日銀金融政策決定会合で「長期金利の小幅上昇を容認しながら、金融緩和を続ける」という結論が出た。  これを日経社説(8/1)は「一般にはわかりにくい」と書く。一般とは何ぞや? 要するに論理...

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新聞諸君の知性やいかに?

 本日の読売社説「カンボジア与党 強権がもたらした総選挙圧勝」、日経「逆流したカンボジア民主化」、朝日「容認できぬ異常な選挙」といずれも厳しい。  邦字紙がするカンボジアの総選挙結果の批判...

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無知な連中

 わたしは1960年代初め、高校生のときバイクの免許を取った。とても嬉しい。メグロ、ポインター、ベンリイなどで走り回っていた。  これは社会人になってからも続いた。23歳だったか、某日バイ...