
柘榴
柘榴を描いていたら皮が段々乾いて、 瑠璃色の実が熟して腐り始めた。 時が柘榴を熟成させる。 時は流れない、時は積み重なる。 人生にも、時は積み重なっている。 ...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
柘榴を描いていたら皮が段々乾いて、 瑠璃色の実が熟して腐り始めた。 時が柘榴を熟成させる。 時は流れない、時は積み重なる。 人生にも、時は積み重なっている。 ...
いよいよ武蔵野美術大学の芸術祭が迫って来た。通信教育の学生が芸術祭に参加するのは昨年に続いて2年目となる。今年は教室の一室(8号棟・308)を借りて主に平面作品を展示する予定である。私はF...
私の部屋に、動かない時計が置いてある。 針は14時46分で止めてある。 これは、忘れてはならない時間。 私の中に芽吹きそうな、ほんの小さな『無関心』への抗いである。 熊の...
私が本格的に絵を描き始めたのは群馬県立桐生工業高校・美術部の頃からである。その時の顧問が有村真鐵先生であった。先生は自由美術協会の画家であり、絵をどう描くかという技法のことより、「何故絵を...
武蔵美大のスクーリングの合間に神田神保町の古書店を巡った。すると古い展覧会図録を発見した。1972年・新宿小田急百貨店で開催された「ウィーン幻想絵画展」の図録である。 私が高校生の頃、...
明け方に目が覚めたので、机の上の硝子瓶に眼鏡を挿して絵を描いた。 見た目どおりに描こうとするが、それでは硝子瓶と眼鏡の存在感がどうしても出てこない。私にとって硝子瓶と眼鏡は、...
武蔵美通信の「古典技法」を学ぶスクーリングが終了した。果たして私はレンブラントになれたのか------ 問題は、今なぜ古典技法を学ぶのか? フレスコ画・テンペラ画、そして油絵の絵具の登場...
先週に引き続き、武蔵美通信・夏期スクーリングを楽しんでいる。 今週は絵画研究の「古典技法」である。ルネサンス以降の油彩画の技法に少しでも近づこうという授業だ。実際に「古典技法」をアレン...
武蔵野美術大学は毎年秋に芸術祭を実施している。ただし出展者は通学生、通信生の参加は皆無であった。そんな中、昨年の芸術祭で通信生有志が参加した。 芸術祭は実行委員会が結成され、企画から運...
夏期スクーリング1番目の科目は「絵画Ⅲ」である。3年次の必修科目で、そのテーマは「生命と自然」である。何を描くのかというと人体(ヌードモデル)と観葉植物を組み合わせたモチーフである。前半3...
本日(7月25日)から夏期スクーリングが始まった。 「絵画Ⅲ」「絵画研究Ⅳ(油性系)」「絵画Ⅴ」「複合的表現Ⅰ」という4つの実技科目の授業を連続で受けるため、21日間の学生ライフに没頭す...
「心の岸辺に咲いた一輪の花」という歌詞があった。 この花は誰でも咲かせることができるが、心の水やりを怠るとすぐに枯れて消えてしまう。 あなたの心に花は咲いていま...